外為サマリー:米関税政策の不透明感から148円10銭台に軟化

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為替

 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円11銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル安・円高となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円25銭前後と前日に比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。トランプ関税でインフレ圧力が高まるとの見方などから一時149円19銭まで上伸したが、貿易戦争が激化すれば世界景気の減速につながるとの警戒感が広がるとともに伸び悩んだ。

 トランプ米大統領の関税政策に対する不透明感を背景にリスクオフのドル売りに傾きやすく、この日の東京市場のドル円相場は軟調にスタート。また、日銀の追加利上げ観測が根強いこともあり、午前8時10分すぎには148円10銭まで下押す場面があった。ただ、前日12日に米長期金利が上昇したことがドルを下支えし、午前9時10分ごろには148円37銭まで持ち直した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0892ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円31銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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