続伸、EIA週報やOPEC月報が買い戻しの手がかりに=NY原油概況

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先物

NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=67.68(+1.43 +2.16%)

 米国の需給が引き続きタイトであることや、石油輸出国機構(OPEC)が月報で堅調な需要見通しを維持したことが買い戻しの手がかり。OPECは2025年の需要の伸びを前年比145万バレル増に維持した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は増加したものの、戦略石油備蓄(SPR)を除く原油と石油製品の在庫水準は11億9928万2000バレルまで減少し、2022年以来の低水準を更新。季節的にガソリン消費は上向きつつあり、ガソリン在庫が減少している一方、製油所稼働率は86.5%と上昇は限定的。

 時間外取引で4月限は堅調に推移した後に弱含むと、66.15ドルまで軟化。ただ、マイナス圏での推移は一時的で、その後は買い戻しが優勢となった。通常取引開始後は67.88ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

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