外為サマリー:147円台前半まで軟化、米景気減速懸念で
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10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円29銭前後と前週末7日の午後5時時点に比べて38銭程度のドル安・円高となっている。 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円04銭前後と前の日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。2月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、失業率が前月から上昇したことを背景に、米国の景気減速リスクが意識されるなか、一時146円90銭台までドル安・円高方向に振れた。しかし米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米国の経済について、堅調なペースで成長しているとの認識を示すと持ち直し、148円20銭台まで上伸する場面があった。 トランプ米大統領は9日放送のFOXニュースのインタビューで、米国が景気後退に入ると予想しているかとの質問に対し、「そのようなことを予測するのは嫌いだ」などと述べた。米国の景気後退の可能性を否定しなかったと市場では受け止められ、日本時間10日の米長期金利は時間外取引で低下圧力が掛かっている。日本国内では日銀の追加利上げ観測が広がっており、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いの動きがドル円相場の重荷となった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0864ドル前後と前週末7日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円02銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS