大阪チタ、邦チタなど物色人気、防衛関連の切り口と空売り買い戻しの動きで急浮上◇

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 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が一時12%近い急騰で2月19日以来となる2000円台を回復したほか、東邦チタニウム<5727.T>もマドを開けての大幅高で一時9.5%高の1163円まで駆け上がる場面があった。世界的な国防費拡大の流れを背景に各国の株式市場で防衛関連株への買いが顕著となっている。東京市場でもトランプ米政権からの防衛コスト負担増幅への圧力が顕在化するなか、関連銘柄の物色の裾野が広がっている。大阪チタや邦チタはチタン精錬分野では双璧の存在で、今後グローバル規模で防衛用航空機の需要が高まることが予想され、商機拡大の可能性が意識されている。また、株式需給面では両銘柄とも、外資系証券による貸株調達に伴う空売りが高水準で、「3月期末を前に空売りポジションの解消を急ぐ動きが株価上昇を後押ししている」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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