前週末7日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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材料

■HOUSEI <5035>  547円 (+67円、+14.0%) 一時ストップ高

 HOUSEI <5035> [東証G]が3日続急騰、一時ストップ高となった。6日の取引終了後、自社の展開する生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」に、新たに生成AI検索エンジン「Perplexity AI」とLLM(大規模言語モデル)「DeepSeek R1」を搭載したと発表しており、好材料視された。「Perplexity AI」は、リアルタイムでインターネット上の膨大な情報を検索・分析し、最適な回答を提供する生成AI検索エンジンで、従来の検索エンジンとは異なり文脈を理解し、的確な情報を要約する能力を持つのが特徴。一方、「DeepSeek R1」は推論性能に特化したLLMで、前モデルを基盤に強化学習を適用することで、より高度な自然言語処理を実現しており、両者を搭載することで「imprai」は検索・解析能力を強化し、より高度な情報検索とAI活用を可能にするとしている。

■シダー <2435>  257円 (+28円、+12.2%)

 シダー <2435> [東証S]が続急騰。6日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について、売上高を174億9300万円から178億3500万円(前期比3.1%増)へ、営業利益を7億7000万円から8億900万円(同5.5%増)へ、純利益を2億7800万円から3億6500万円(同79.8%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を6円から10円(前期4円)へ引き上げたことが好感された。デイサービス事業や施設サービス事業の一部の施設でインフルエンザなどの感染症の影響を受けたものの、施設稼働率の向上に取り組んだことなどが奏功して、従来予想を上回る見通し。また、配当については今期に上場20周年を迎えることを記念して4円の記念配当を実施するとしている。

■フジコーポ <7605>  2,088円 (+136円、+7.0%)

 東証プライムの上昇率6位。フジ・コーポレーション <7605> [東証P]が3日ぶり急反発。6日取引終了後に24年11月~25年1月期単独決算を発表。売上高は前年同期比10.3%増の183億900万円、営業利益は同22.7%増の32億300万円だった。日本海側を中心として全国的な降雪に見舞われたことを背景に、スタッドレスタイヤ需要が高まった。これを手掛かりに買われた。

■ノザワ <5237>  895円 (+53円、+6.3%)

 ノザワ <5237> [東証S]が続急伸。同社は7日午後2時、株主還元方針の変更と期末配当予想の増額修正を発表しており、材料視されたようだ。これまで同社は連結配当性向30%をメドとする配当方針を採用していたが、連結配当性向の指標に加えてDOE(株主資本配当率)を採用。連結配当性向30%またはDOE3.0%のいずれか高い方をメドとする形とした。新たな方針に基づき、25年3月期の期末一括配当予想を従来の見通しから5円増額して40円(前期比5円増配)に引き上げた。

■カナモト <9678>  3,285円 (+155円、+5.0%)

 カナモト <9678> [東証P]が3日続急伸。北海道を地盤として関東などへ事業エリアを拡大する建機レンタル大手で、6日の取引終了後に発表した25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.1%増の536億7300万円、最終利益が同82.1%増の32億3800万円だった。大幅な増益でかつ、最終利益の通期計画に対する進捗率は約35%と好調なスタートとなっており、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。災害復旧工事やインフラ整備に向けた動きを背景に、全国的に建設機械のレンタル需要が底堅く推移するなか、レンタル単価の適正化や稼働率向上への取り組みが奏功し、収益押し上げに寄与した。同社株を巡っては直近で外資系証券による投資判断と目標株価の引き上げもあった。

■クミアイ化 <4996>  833円 (+37円、+4.7%)

 クミアイ化学工業 <4996> [東証P]が大幅高で3日続伸。7日午後3時ごろに24年11月-25年1月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比10.4%増の433億8100万円、営業利益は同36.3%増の40億800万円だった。主力の「農薬及び農業関連事業」で殺菌剤や除草剤の販売が伸びたほか、「化成品事業」では生成AIサーバー向け電子材料分野の需要が好調だった。通期で減収減益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での増収増益がサプライズとなる形で買いを呼び込んだ。

■日基技 <1914>  708円 (+28円、+4.1%)

 日本基礎技術 <1914> [東証S]が大幅反発。同社は7日午後2時30分、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.2%)、取得総額7億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入った。取得期間は5月15日から11月28日までとする。

■エスペック <6859>  2,430円 (+87円、+3.7%)

 エスペック <6859> [東証P]が大幅高で3日続伸。7日午後3時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を650億円から665億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を70億円から73億円(同10.9%増)へ、純利益を52億円から58億円(同16.7%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を45円から60円へ引き上げたことが好感された。第3四半期までの業績や第4四半期の見通しを勘案したことに加えて、政策保有株式の一部を売却し売却益を特別利益として計上することが要因としている。なお、年間配当予想は95円(前期75円)となる。

■日本アビオ <6946>  2,423円 (+86円、+3.7%)

 日本アビオニクス <6946> [東証S]が大幅高で3日続伸。同社はレーダー装置などをはじめ 防衛向け電子機器を手掛けており、信号・画像処理技術を強みとした情報システムに定評がある。陸・海・空の各自衛隊向け防衛装備品の新規受注が増勢一途で業績も好調だ。25年3月期は売上高が前期比22%増の220億円を予想。また、営業利益は同19%増の26億円と35年ぶりとなる過去最高益更新を見込んでいる。更に、防衛予算拡大の流れは同社にとって強力な追い風となり、26年3月期も2ケタ以上の利益成長となる可能性が高い。

■ピジョン <7956>  1,681.5円 (+54円、+3.3%)

 ピジョン <7956> [東証P]が大幅高で3日続伸。SMBC日興証券が6日、ピジョンの目標株価を1600円から1800円に増額修正した。来年2月公表予定の新中期経営計画で、グループ企業の米ランシノに加え、日本とシンガポール事業の利益貢献期待が高まれば、更なる評価向上につながると指摘。加えて、中国への利益依存度の低下が中期的なバリュエーション向上のカギとなるとの見方を示す。同証券はピジョンの26年12月期営業利益予想を135億円から140億円に見直した。投資評価は3段階で真ん中の「2」を継続している。

■アスタリスク <6522>  492円 (+14円、+2.9%)

 アスタリスク <6522> [東証G]が3日ぶり反発。7日の寄り前、スマートフォンのカメラを使用した画像認識バーコードリーダー「AsCamera」が、ラウンドワン <4680> [東証P]子会社のラウンドワンジャパンに採用されたと発表しており、好材料視された。今回の採用は、クレーンゲームの景品棚卸業務の効率化を目的としたものという。クレーンゲームの景品は通常の流通ルートに乗らず、バーコードがついていない商品も多いことから棚卸作業は紙ベースの計数を行っていたが、「AsCamera」の導入により景品の特定作業が自動化され、作業時間を従来比25%削減し、さらに集計データをクラウドで一元管理することで、業務の効率化と精度向上を実現したとしている。

■日産化 <4021>  4,476円 (+122円、+2.8%)

 日産化学 <4021> [東証P]が3日続伸。6日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を75万株(発行済み株数の0.55%)、または30億円としており、取得期間は3月7日から4月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的資本政策の遂行を可能とするために取得するとしている。

■ヤマト <1967>  1,529円 (+39円、+2.6%)

 ヤマト <1967> [東証S]が3日続伸。7日午後3時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を531億3000万円から535億5000万円(前期比10.9%増)へ、営業利益を39億2000万円から43億8000万円(同2.4倍)へ、純利益を29億4000万円から36億円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を35円から45円へ引き上げたことが好感された。建設需要が堅調に推移するなか、前期末から受注体制の見直しや収益に対する意識改革、低採算案件の基準などの見直しに取り組んだことに加えて、工業化の推進による工事原価低減により利益率が改善していることが利益を押し上げる。また、政策保有株式の一部売却を進め、投資有価証券売却益を特別利益に計上することも寄与する。なお、配当予想の増額は、業績予想の上方修正に伴い普通配当を5円増額するとともに、今年10月に創業80周年を迎えることを記念して記念配当5円を実施する。

■京急 <9006>  1,580.5円 (+25.5円、+1.6%)

 京浜急行電鉄 <9006> [東証P]が8日続伸。6日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)と共同保有者の保有割合が5.11%から6.02%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は2月27日となっている。

■TBSHD <9401>  4,294円 (+65円、+1.5%)

 TBSホールディングス <9401> [東証P]が3日続伸。6日取引終了後、25年3月期連結業績予想について純利益を406億円から430億円(前期比12.8%増)へ上方修正すると発表した。投資有価証券売却益を計上するため。あわせて配当予想を62円から68円(前期44円)に増額した。これを好感した買いが株価を下支えした。なお、売上高、営業利益の見通しに変更はない。

■東亜建 <1885>  1,388円 (+13円、+1.0%)

 東亜建設工業 <1885> [東証P]が反発。同社は7日、五洋建設 <1893> [東証P]との共同企業体(JV)が、バングラデシュのチッタゴン港湾庁から「マタバリ港開発事業(第一期)パッケージ1港湾建設土木工事」を受注したと発表。これが下支え材料となったようだ。この工事は、国際協力機構(JICA)の有償円借款により、チッタゴン管区コックスバザール県マタバリ地区で、コンテナ・多目的ターミナルを建設するもの。受注金額はJVで約734億円、工期は42ヵ月となる見通しだとしている。

※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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