外為サマリー:147円台半ばで推移、米雇用統計の結果待ち
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7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円46銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭程度のドル安・円高となっている。 連合は6日、25年春季労使交渉(春闘)で要求する平均賃上げ率が6.09%と32年ぶりの高水準となったことを明らかにし、日銀の追加利上げ観測が強まったことから円を買う動きが優勢だった。前日のニューヨーク市場で一時147円30銭台と約5カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけたことから下値では押し目買いが散見されたものの、トランプ米政権の関税政策に対する懸念などから日経平均株価が大幅安となったことでリスク選好的なドル売り・円買いが出やすく戻りは限定的。日本時間今晩に発表される2月の米雇用統計を見極めるまでは積極的に動きにくく、午後は概ね147円台半ばで推移した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0813ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円45銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS