小反発、反動高となるも戻りは限定的=NY原油概況
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NY原油先物4月限(WTI)(終値) 1バレル=66.36(+0.05 +0.08%) ニューヨーク原油の2025年4月限は小反発。前日までの下げを受けて買い戻しが優勢となった。ただ、来月から石油輸出国機構(OPEC)プラスが増産を開始することや、米国が始めた貿易戦争により世界経済が悪化するリスクがあることは引き続き重しとなっており、反発は鈍かった。大量破壊兵器の拡散阻止を目的とした国際協定に基づき、トランプ米政権がイランの石油タンカーを海上で停止させて検査する計画を検討していると伝わったが、反応は限定的。 時間外取引で4月限はしっかりと推移しつつも、動意は限定的。通常取引が始まると65.59ドルまで軟化したが売りは続かず、安値から切り返して引けた。 MINKABU PRESS