米外為市場サマリー:低調な米雇用関連指標を受け一時148円40銭近辺に軟化
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5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円88銭前後と前日と比べて90銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円63銭前後と同1円45銭程度のユーロ高・円安だった。 この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した2月の全米雇用リポートは、非農業部門雇用者数が前月比7万7000人増と1月(18万6000人増)から伸びが鈍化。米景気の先行き不安が改めて意識されるなか、ドル円相場は一時148円40銭近辺まで軟化した。ただ、その後に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の米非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を上回ったことが分かるとドルに押し目買いが流入。トランプ米政権がカナダとメキシコに対する25%の追加関税について、北米の自動車産業向けに1カ月の猶予期間を設けると発表し、米主要株価指数や米長期金利が上昇したことも追い風となり、149円10銭台まで値を戻す場面があった。一方、ドイツの与野党が国防費の増強に向けた厳格な債務抑制策の緩和に合意したことを受け、ドイツの長期金利が上昇したことを手掛かりにユーロが買われた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0789ドル前後と前日に比べて0.0160ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS