植木組、今期経常を16%上方修正、配当も20円増額
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植木組 <1867> [東証S] が3月5日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→25.5億円(前期は26.5億円)に15.9%上方修正し、減益率が17.1%減→3.9%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.9億円→16.4億円(前年同期は23.1億円)に27.0%増額し、減益率が44.2%減→29.1%減に縮小する計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の70円→90円(前期は70円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社グループの核となる建設事業において、下期に複数の大型工事の受注が集中したため、想定より進捗率が上がらなかったことにより、売上高は予想を下回る見込みです。利益面につきましては、前期から繰り越した土木部門を中心とした大型工事の利益率が改善したことから、各利益が予想を上回る見込みです。※本資料の業績予想等は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成しており、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。 当社は本年、創業140周年を迎えることができました。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位の皆様の長年にわたる厚いご支援の賜物と心から感謝申し上げます。つきましては、株主の皆様へ感謝の意を表するため、1株当たり10円の記念配当を実施することといたします。また、当社は株主の皆様に対する配当政策を重要な経営課題の一つと位置づけ、企業基盤の強化と将来的な事業展開、連結業績等を勘案しながら、配当性向を意識しつつ利益配分を行うことを基本方針としております。本方針に基づく普通配当について、業績が順調に推移していること、内部留保の状況を鑑み、10円増配し、1株当たり80円とすることといたします。これにより期末配当金は、記念配当10円と、普通配当80円を合わせた1株当たり90円となります。なお、当社は会社法第459条第1項に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めており、本件につきましては2025年4月開催予定の取締役会決議を経て正式に決定いたします。