トライアルが急伸後に伸び悩む、西友買収を正式発表も財務負担を意識

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 トライアルホールディングス<141A.T>が前日比で一時15%を超す上昇となった。同社は5日午後2時、総合スーパーの西友(東京都武蔵野市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額はアドバイザリー費用などを含めて概算で3826億円。買収には手元資金に加えて、取引銀行から新たに概算で3700億円の借入金を調達して充当する方針で、増資など新株発行を伴う資金調達を実施する予定はないとしている。事業規模の拡大につながる買収の発表に反応した買いが入り後場に上げ幅を拡大したが、巨額買収に伴う財務負担を懸念した売りもあって、株価は急速に伸び悩んだ。

 株式の取得日は7月1日を予定する。トライアルは九州地区に加えて関東、中部、関西エリアでの事業基盤を確立。西友のプロセスセンターやセントラルキッチンなど製造拠点も獲得し、相乗効果を生み出していく。発表に先駆け、日本経済新聞電子版は同日午後1時過ぎ、「総合スーパー(GMS)の西友をディスカウント店大手のトライアルホールディングス(HD)が買収することが5日、わかった」と報道。これを受け東京証券取引所はトライアルの株式売買を午後1時16分から午後2時15分まで停止した。トライアル側から正式な発表があったことに伴って、午後2時16分から同社株の売買を再開した。

出所:MINKABU PRESS

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