話題株ピックアップ【昼刊】:DMG森精機、内田洋、ファストリ

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■DMG森精機 <6141>  3,040円   +370 円 (+13.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 DMG森精機<6141>が急騰している。工作機械大手で、超高精度の加工が可能な機械でブランド力を持つドイツ企業と統合して事業を展開する。欧州市場においても高いプレゼンスを発揮する同社だが、その本拠となるドイツでは4日、最大野党のキリスト教民主・社会同盟と、ショルツ首相が属する与党のドイツ社会民主党が、財政赤字を抑えるための債務抑制策を緩和することで合意した。北大西洋条約機構(NATO)向けの防衛費の増強などが可能になるほか、インフラ投資のための5000億ユーロ(約79兆5000億円)規模の基金も創設される見通しと伝わっている。防衛産業を含めて欧州での幅広い産業向けに、マザーマシンとなる工作機械の受注が増加するとの思惑が広がり、同社株への買いを誘ったようだ。

■高圧ガス工業 <4097>  832円   +93 円 (+12.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 高圧ガス工業<4097>がカイ気配スタート。同社は4日の取引終了後、2月21日に発表した株式の売り出しについて中止すると発表した。3月4日から6日までのいずれかの日に売出価格を決める予定だったが、連結子会社の財務情報に関して確認すべき事項が発生した。売出価格の決定に向けて株安が進行するとの思惑でショート・ポジションを構築した投資家による買い戻しが優勢となっている。高圧ガスは今後、開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表するとしている。

■内田洋行 <8057>  7,640円   +800 円 (+11.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 内田洋行<8057>はマドを開けて買われ大幅高。4日取引終了後、25年7月期連結業績予想について売上高を3000億円から3070億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を100億円から105億円(同12.4%増)へ上方修正すると発表。これが好感されている。売上高は従来の過去最高予想に更に上乗せする形となり、営業利益は4期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。上期業績が想定をやや上回ったことに加え、下期も好調が見込まれるため。配当予想は従来予想を据え置いた。

■横河電機 <6841>  2,969.5円   +153 円 (+5.4%)  11:30現在
 横河電機<6841>は急反発している。4日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を1200万株(発行済み株数の4.61%)、または200億円としており、取得期間は3月5日から12月末日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にする取り組みの一環として取得するとしている。

■ユナイテッドアローズ <7606>  2,212円   +39 円 (+1.8%)  11:30現在
 ユナイテッドアローズ<7606>は反発している。4日の取引終了後に発表した2月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比8.8%増と14カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。営業日数が前年に比べて1日少なかったことで3.3%程度のマイナスの影響があったと試算されるものの、春物の動きに加えて秋冬商品の最終消化が進んだことが寄与した。なお、全社売上高は同8.6%増だった。

■ファーストリテイリング <9983>  46,990円   +590 円 (+1.3%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が反発している。4日の取引終了後に発表した2月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比12.2%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。気温が低く推移したことで、防寒衣料の販売が好調だったことに加えて、春物の新商品の販売も好調だった。内訳では、客数が同8.2%増とプラスに転じ、客単価も同3.7%増となった。

■ホンダ <7267>  1,396.5円   +15.5 円 (+1.1%)  11:30現在
 ホンダ<7267>が堅調推移。ドル円相場は日本時間4日夜に一時1ドル=148円ちょうど近辺まで円高に振れた後は持ち直しの動きとなり、足もとでは149円台後半まで戻している。米長期金利の上昇を受けてドル売り・円買いポジションの反対売買が入った。円高に一服感が出たことが自動車株の支援材料となっている。更にホンダは2月の自社株買いの実績を4日の取引終了後に公表した。2月1日から28日の間に、1億830万3100株(取得価額は1539億5057万円)の自社株買いを実施。昨年12月23日に発表した11億株(取得総額で1兆1000億円)を上限とする自社株の取得枠のうち、2億2978万8300株(取得価額3388億9277万円)を消化した。取得上限に対して株数で8億7021万1700株の買い余力を持つ計算となり、良好な需給環境も意識されているようだ。

■伯東 <7433>  4,425円   +35 円 (+0.8%)  11:30現在
 伯東<7433>が4日ぶりに反発している。この日、分光イメージングセンサーなどを手掛けるベルギーのスペクトリシティ社と日本国内における代理店契約を締結したと発表しており、好材料視されている。スペクトリシティ社は、世界有数のナノエレクトロニクス研究機関であるベルギーのimec(ベルギー)からスピンオフした企業。今回の代理店契約締結により伯東は、スペクトリシティ社の最先端分光センシング技術を活用してスマートフォン、ウェアラブル、ヘルスケア、産業用途など、新たなセンシングソリューションの創出を支援するほか、技術サポートと販売ネットワークを活用することでスペクトリシティ社製品の導入促進と市場拡大を目指すとしている。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,978円   +46 円 (+0.6%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が反発。前日は400円弱の急落となり昨年9月中旬以来約半年ぶりに終値で8000円台を下回った。直近は2月下旬以降の調整局面で前日までマドを4回も開けて株価を切り下げる波乱の展開だったが、目先売られ過ぎとみたリバウンド狙いの買いや、全体指数とリンクさせてショートポジションを組んでいた向きの買い戻しなどが入っている。前日の米国株市場ではここ下値模索を余儀なくされていたエヌビディアが反発したほか、TSMCなどもリバウンドに転じており、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながらプラス圏で引けている。ソフトバンクG傘下のアーム・ホールディングスが目先下げ止まったこともポジティブ材料として働いている。

■三菱重工業 <7011>  2,298.5円   +13 円 (+0.6%)  11:30現在
 三菱重工業<7011>がプライム市場の売買代金トップとなり頑強な値動きをみせるほか、売買代金2位の川崎重工業<7012>、3位のIHI<7013>といずれも大商いで上値追いを続けている。世界的に防衛コストが増大化する流れにあり、欧州では直近まで防衛関連株が上昇し、全体相場の牽引役を担った経緯がある。東京市場もこれに追随する動きで機関投資家とみられる大口買いが関連株に流入している。トランプ米政権の日本に対する防衛予算拡大に向けた圧力も意識されている。直近では4日に米国防次官候補のコルビー氏が、議会公聴会で日本の防衛費の水準が低すぎると不満を表明し、GDP比で3%に引き上げるべきとの意見を示したことが伝わっており、これが“防衛三羽烏”に位置付けられる三菱重、川重、IHIの株価上昇を後押しする材料となった。

■TOPPAN <7911>  4,615円   +22 円 (+0.5%)  11:30現在
 TOPPANホールディングス<7911>が底堅い。4日の取引終了後、従来の株主優待に加えて、グループ会社が運営する電子書籍ストア「ブックライブ」で利用できるポイントと引き換え可能なデジタル図書券を進呈する制度を新設すると発表。これを好感した買いが株価を下支えしたようだ。保有株式数100株以上の株主に対し、ブックライブ向けデジタル図書券2000ポイント(1ポイント=1円相当)を進呈する。継続保有期間3年以上の株主に対しては1000ポイントを追加し、3000ポイントを贈呈する。500株以上の株主に対しては従来通り、株主優待カレンダーの受け取りを申請できる。今年3月末日時点の株主より適用する。

■JT <2914>  3,836円   +17 円 (+0.5%)  11:30現在
 JT<2914>は値刻みこそ小幅ながら4日続伸と上値指向を強めている。昨年12月中旬以降、調整局面に入っていたが、2月20日ザラ場につけた安値3700円を目先の底にリバウンド局面に移行している。配当利回りが5%強と高く、12月期決算銘柄ながら4000円未満は配当権利取り狙いで中期拾い場とみた実需買いが観測される状況。財務リスクとしてこれまでの株価下落要因となっていたカナダでの健康リスク訴訟が、和解成立の方向となったことで、これも買いが入りやすくなった背景にある。テクニカル的には上値抵抗ラインとなっていた25日移動平均線との下方カイ離をほぼ解消しており、ここを明確にブレークすれば戻り足に弾みがつきそうだ。

■INPEX <1605>  1,899円   +1.5 円 (+0.1%)  11:30現在
 INPEX<1605>は朝安後、プラス圏に浮上している。4日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比0.11ドル安の1バレル=68.26ドルと下落。一時66.77ドルまで値を下げた。トランプ米政権は4日、カナダ、メキシコからの輸入品に25%の関税を発動し、中国に10%の追加関税を課した。この動きに3国からは報復関税の動きも出ており、貿易戦争による原油需要低下が警戒された。ただラトニック米商務長官は4日、メキシコとカナダに対する関税の軽減を5日にも発表する可能性があると示唆した、と伝わった。これを受け、INPEXの下値には買いが入りプラス圏に切り返している。

■DyDo <2590>  2,732円   -263 円 (-8.8%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 ダイドーグループホールディングス<2590>は全体軟調地合いのなか下値模索、9%超の大幅安となった。自販機での販売を主力とする大手飲料メーカーだが、国内は販売数量減少の影響が出ている一方、売上高の1割強を占めるトルコやポーランドなどの海外飲料事業が好調で業績を牽引している。4日取引終了後に発表した25年1月期決算は売上高が前の期比11%増の2371億8900万円と増収を確保、営業利益は同28%増の47億8900万円と大きく伸びた。ただ、事前の市場期待に届かず失望売りを誘った。一方、同社は同日に27年1月期を最終年度とする中期経営計画について従来見通しを上方修正した。営業利益は従来目標の68億円から78億円に10億円増額しており、前期実績比では63%増となる。

■カプコン <9697>  3,593円   -172 円 (-4.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率7位
 カプコン<9697>は続落。同社が手掛ける人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作「モンスターハンターワイルズ」が2月28日に発売された。新作ゲームの収益貢献期待から株価は上げ足を速め、発売前の同月21日に4100円の上場来高値をつけたが、その後は利益確定売りに押される展開が続いている。前日4日には同新作ゲームが発売3日で全世界販売本数800万本を達成し、同社史上最速の出足となったことを発表したが、これを材料視する動きにはなっていない。

■セキド <9878>  874円   +150 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 セキド<9878>はストップ高。ファッションや美容などの輸入ブランド専門店で関東を中心に店舗展開している。4日取引終了後に株主優待制度の拡充を発表しており、これが株価を強く刺激している。毎年3月20日時点で500株以上を保有する株主を対象に2万5000円相当のコスメセットを追加で贈呈(保有株数1000株未満で2セット、1000株以上で3セットを贈呈)する。なお、100株以上保有株主に贈呈していた「5%割引券」は廃止する。実質的には大幅な株主還元策強化となることで、権利取り狙いの買いを呼び込む格好となった。

●ストップ高銘柄
 フライト <3753>  312円   +80 円 (+34.5%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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