三菱重、IHIなど防衛関連への投資資金シフトが鮮明、ウクライナ支援停止で思惑錯綜◇
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三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>が全般下げ相場に逆行していずれも続伸。防衛関連株への買いが際立っている。ウクライナとロシアの戦争に絡み世界的に有事リスクに対する意識が急速に高まっている。前日の欧州株市場では防衛関連株に投資資金が集中、ドイツでは防衛関連の象徴株であるラインメタルなどが買われ、これを背景にDAXが史上最高値を更新した。ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の首脳会談が決裂に終わり、直近はトランプ米大統領がウクライナ支援を一時停止したと報道されるなど、全般相場はリスク回避ムードに染まっている。そうした中で防衛関連株は唯一の資金投資先となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS