話題株ピックアップ【夕刊】(1):イオンモール、サンケン、リクルート
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■イオンモール <8905> 2,443円 +410 円 (+20.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位 28日に発表した「イオンが株式交換で完全子会社化」が買い材料。 親会社のイオン <8267> が株式交換で完全子会社化する。25年7月に株式交換を予定する。 ■サンケン電気 <6707> 6,813円 +1,000 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位 サンケン電気<6707>がストップ高。米ブルームバーグ通信が3日、半導体デバイス開発を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズの買収に、同業のオン・セミコンダクター が関心を示していると報じた。アレグロ・マイクロシステムズの筆頭株主はサンケンであると記事のなかで触れており、報道を材料視した買いがサンケンに集まったようだ。記事によると、オン・セミは数カ月前からアドバイザーとともにアレグロ買収に向けて取り組んでいるという。 ■イオンディライト <9787> 5,390円 +705 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率6位 イオンディライト<9787>はストップ高。親会社のイオン<8267>が前週末2月28日取引終了後、イオンディラの完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。TOB価格を1株5400円としており、これにサヤ寄せする格好となっている。買い付け予定数は2025万2536株(下限429万7400株、上限設定なし)、買い付け期間は3月3日から4月24日まで。TOB成立後にイオンディラ株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は28日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。あわせて、イオンは傘下のイオンモール<8905>を完全子会社化する方針も明らかにした。イオンモールとの間で株式交換による完全子会社化の協議開始に向けて基本合意書を締結したという。7月をメドに実施する予定で、株式交換比率は協議の上決定するとしている。 ■海帆 <3133> 1,147円 +150 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値 海帆<3133>はストップ高。前週末2月28日取引終了後、海外で再生可能エネルギー事業を手掛けるNEPAL HYDRO POWER HOLDINGS(東京都港区)を株式交換により完全子会社化すると発表した。ネパールでの水力発電事業における参画機会を確保する狙いがある。これが買い材料視された。 ■ナガイレーベン <7447> 1,924円 +199 円 (+11.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位 ナガイレーベン<7447>が急反発。2月28日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を60万株(発行済み株数の1.94%)、または10億円としており、取得期間は3月3日から5月31日まで。今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行のために取得する。 ■愛知時計電機 <7723> 2,004円 +204 円 (+11.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位 愛知時計電機<7723>が急反発。2月28日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想と期末配当計画を引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しは従来の530億5000万円から541億円(前期比5.6%増)、営業利益の見通しは36億円から37億円(同2.3%増)にそれぞれ上方修正。国内市場を中心に需要が堅調なほか、水道官需市場の入札価格に上昇がみられることが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の40円とすることも発表。これにより、中間配当35円をあわせた年間配当は75円(前期は64円)となる。 ■マネックスグループ <8698> 807円 +55 円 (+7.3%) 本日終値 マネックスグループ<8698>やセレス<3696>、メタプラネット<3350>、リミックスポイント<3825>といった一連の仮想通貨(暗号資産)関連株が軒並み高。トランプ米大統領が2日、仮想通貨の戦略備蓄を進める方針を示したことが伝わった。備蓄対象となる通貨としてビットコインやイーサリアム、リップルなどを挙げたという。これを受け、直近まで調整色を強めていた仮想通貨相場は急速に切り返しており、株式市場でも同じく調整気味だった関連銘柄を買い戻す動きが出ているようだ。 ■リクルート <6098> 9,410円 +610 円 (+6.9%) 本日終値 リクルートホールディングス<6098>が大幅反発。2月28日の取引終了後、上限を5200万株(発行済み株数の3.51%)、または4500億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は3月3日から12月23日までで、うち1500万株(発行済み株数の1.01%)を上限に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により取得するとしている。 ■三菱重工業 <7011> 2,121円 +134 円 (+6.7%) 本日終値 三菱重工業<7011>やIHI<7013>が大幅高。川崎重工業<7012>や日本製鋼所<5631>、豊和工業<6203>など防衛関連株が堅調に推移。トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が前週末2月28日に行った首脳会談は、メディアの前で激しい口論が繰り広げられて、最終的に決裂した。米国側はウクライナを突き放す一方、欧州側はウクライナへの協力姿勢を鮮明にし、国防費の増額に動き出した。トランプ流の外交交渉で世界的に和平が進むとの期待が後退し、地政学リスクの高まりが現実として意識されるなか、株式市場では防衛関連株への物色意欲が高まったようだ。 ■洋缶HD <5901> 2,513.5円 +157.5 円 (+6.7%) 本日終値 東洋製罐グループホールディングス<5901>が大幅高で3連騰。前週末2月28日の取引終了後、取得総数1600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.9%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。取得期間は3月3日から2026年2月27日まで。また、25年3月7日に自己株式1270万株を消却する。あわせて同社はグループの東洋製罐が保有するミャンマー法人の株式を、大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬に全て売却すると発表。また、北米での子会社からの配当金の減少などを理由に、25年3月期単体の売上高と経常・最終利益予想の引き下げを発表した。連結業績予想は据え置いた。 株探ニュース