久世、今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益、配当も27円増額
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久世 <2708> [東証S] が2月28日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の14.5億円→20.5億円(前期は19.3億円)に41.4%上方修正し、一転して5.7%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→11.7億円(前年同期は10億円)に2.0倍増額し、一転して17.2%増益計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→42円(前期は42円)に大幅増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年2月14日に公表した「2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において発表しておりましたとおり、第3四半期の営業利益、経常利益は通期業績予想を上回っておりましたが、1~2月は売上高の少ない時期であることや、第4四半期に発生する費用の算定を慎重に行うため、2025年3月期通期の連結業績予想は据え置いておりました。 しかしながら、第4四半期の売上及び発生する費用を試算した結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ予想を上回る見通しとなりました。(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。 当社は、株主に対する利益還元は会社の価値を評価する重要な要素と認識して、経営の最重要政策の一つと位置付けております。利益配分にあたっては、将来の投資計画やキャッシュ・フローなどの事業環境を総合的に勘案しつつ、安定配当を基本に置きながら弾力的に株主還元を図っていくものとし、一定以上の利益水準を達成した場合には業績連動の考え方を取り入れております。配当性向は10%~15%を目標とし、業績連動配当は連結の親会社株主に帰属する当期純利益が4億50百万円以上となった場合に適用しております。 こうした考え方のもと、2025年3月期の業績予想を基に、安定配当分として普通配当を1株あたり15円といたします。また、業績連動分として 1株あたり27円の特別配当を実施いたします。 これにより、2025年3月期の期末配当は、1株当たり42円に修正いたします。