明海グループ、今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は5円実施

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決算

 明海グループ <9115> [東証S] が2月28日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の80億円→85億円(前期は58.3億円)に6.3%上方修正し、増益率が37.1%増→45.6%増に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の38億円→31億円(前期は51.8億円)に18.4%下方修正し、減益率が26.8%減→40.3%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の59.2億円→64.2億円(前年同期は34.3億円)に8.4%増額し、増益率が72.7%増→87.3%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は5円(前期は5円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期の通期連結業績予想につきましては、外航海運業部門において、為替レートが想定より円安に推移していること等により売上高、営業利益は予想を上回る想定としています。また、営業外損益については、為替差損を見込む一方、持分法による投資利益の増加を見込み、経常利益も上回る想定としています。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、非支配株主に帰属する当期純利益の増加を見込み、前回発表予想を下回る想定としています。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる場合があります。

  当社は、将来へ備え経営基盤を強化することにより安定的な配当水準を維持し、業績、経営環境および今後の事業展開を総合的に勘案するとともに、株主の皆様への利益還元を図ることを基本方針としております。 当初未定としていました1株当たりの配当予想を5円といたします。 なお、本件の期末配当は、2025年5月に開催の取締役会において決議される予定です。

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