「円高メリット」が2位にランクアップ、約4カ月半ぶりの円高水準で関心高まる<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 下水道 2 円高メリット 3 半導体 4 人工知能 5 地方銀行 6 データセンター 7 ゲーム関連 8 ディフェンシブ 9 ドローン 10 総合商社 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が2位にランクアップしている。 為替市場で円高歩調にあることが、テーマとしての「円高メリット」への注目につながっている。25日のニューヨーク外国為替市場では一時1ドル=148円50銭台と、昨年10月以来約4カ月半ぶりの円高水準となった。日銀が今後も利上げを進めるとの見方が強く日米金利差の縮小観測が円買いにつながっていることに加えて、トランプ米大統領による関税強化策で、米国の景気減速への懸念も低リスク通貨とされる円の下支えとなっている。 その一方、米の関税強化策で物価上昇圧力が強まり、FRB(米連邦準備理事会)が追加利下げに慎重になるとの見方もあり、今後の為替相場の見通しは予断を許さない。為替市場の動きには注視が必要だろう。この日は円高一服に全般相場の下落もあって関連銘柄に目立った動きは少なく、代表的な銘柄である神戸物産<3038.T>、ニトリホールディングス<9843.T>などは軟調な動きとなっている。 出所:MINKABU PRESS