ゆうちょ銀が軟調、日本郵政による株式売り出しと自社株買いを正式に発表◇

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 ゆうちょ銀行<7182.T>が軟調。同社は27日の取引終了後、日本郵政<6178.T>による株式の売り出しを決議したと発表した。売出株式数は国内と海外あわせて3億6179万5800株で、需要動向に応じ上限5426万9300株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。日本郵政の議決権比率は50%を下回る水準となる見込み。ゆうちょ銀は短期的な株式需給への悪影響を緩和することを目的に、取得総数2000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.6%)、取得総額200億円を上限とする立会外での自社株買いを3月3日から7日の間に行う予定。加えて、取得総数4000万株(同1.1%)、取得総額400億円を上限とする市場買い付けによる自社株買いも実施する。売り出しと需給影響緩和目的の自社株買いについては事前に報じられていたが、悪材料出尽くしと受け止めて買い向かう姿勢は限られ、全体相場にツレ安する格好となった。売出価格は3月10日から12日までのいずれかの日に決める予定。ゆうちょ銀は取得した自己株式を全数消却する方針。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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