5日と25日線【ゴールデンクロス】低PBR 13社選出 <テクニカル特集> 2月27日版
投稿:
27日の東京株式市場は日経平均株価が3日ぶり反発。市場の注目を集めた米国市場の26日取引終了後に発表された米半導体大手エヌビディアの決算はおおむね良好な内容と受け止められたが、時間外取引で同社の株価は下落した。これを受けた東京市場は気迷い感も漂うなか、日経平均は上昇してスタートし、一時200円を超える上昇となった。しかし、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に転じる場面もあった。ただ、下値では押し目買い意欲は強く大引けにかけ値を上げた。半導体関連株は総じて堅調だった。日経平均終値は前日比113円高の3万8256円。プライム市場の値上がり銘柄数は1222、値下がり銘柄数は380、変わらずは34。 本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを27日に示現した銘柄をピックアップ。その中からPBRがプライム市場平均(1.31倍)を下回る上値余地のあるとみられる13社を選び出しました。 選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。 銘柄名 PBR PER <9502> 中部電 0.44 5.8 <3103> ユニチカ 0.74 - <7270> SUBARU 0.76 6.4 <3116> トヨタ紡織 0.77 8.6 <6371> 椿本チ 0.77 9.4 <8273> イズミ 0.78 15.4 <8053> 住友商 0.89 7.4 <3231> 野村不HD 1.02 10.1 <6448> ブラザー 1.04 12.9 <7951> ヤマハ 1.04 38.0 <8058> 三菱商 1.09 10.7 <2269> 明治HD 1.14 16.9 <2587> サントリBF 1.23 16.6 ※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。 株探ニュース