話題株ピックアップ【昼刊】:アストロHD、弁護士COM、群馬銀

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■アストロHD <186A>  795円   +100 円 (+14.4%) ストップ高   11:30現在
 アストロスケールホールディングス<186A>がストップ高の795円に買われている。この日の寄り前、防衛省から機動対応宇宙システム実証機の試作に係る大型契約を獲得したと発表。日本の安全保障・防衛関連市場への本格参入の契機となることから、これを好感した買いが流入している。同プロジェクトは、将来の静止軌道上での宇宙領域把握をはじめとする宇宙監視、情報収集、宇宙作戦能力の向上に必要となる技術の軌道上実証を目的として、「静止小型実証衛星」を設計し、プロトタイプモデルとフライトモデルの特徴を兼ね備えたプロトフライトモデルの試作・試験を行うもの。受注金額は66億900万円。納期は28年3月末で、25年4月期業績への影響は軽微としている。

■弁護士ドットコム <6027>  3,235円   +175 円 (+5.7%)  11:30現在
 弁護士ドットコム<6027>が大幅に3日続伸している。同社は26日取引終了後、自社が運営するCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)「プロフェッショナルテック・キャピタル」が、あかり保証(大阪市北区)に出資したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。あかり保証は、身元保証サービスや見守り・財務管理サービス、死後事務サービスを提供している企業。同事業は同社が事業を行う弁護士向けサービスの事業領域と近接していることから将来の事業連携を視野に入れ、出資を決めたという。

■群馬銀行 <8334>  1,114円   +47.5 円 (+4.5%)  11:30現在
 群馬銀行<8334>が3日ぶりに急反発した。同社は26日の取引終了後、累進配当の導入と期末配当予想の修正を発表。25年3月期の期末配当予想を従来の見通しから5円増額して25円に見直した。自己株式1000万株(発行済み株式総数の2.40%)の消却も発表しており、これらを評価した買いが入った。年間配当予想は45円(前期比23円増配)となる。自己株式の消却は3月31日に実施する予定。

■科研製薬 <4521>  4,536円   +104 円 (+2.4%)  11:30現在
 科研製薬<4521>が3日続伸し昨年来高値を更新している。26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を180万株(発行済み株数の4.52%)、または90億円としており、取得期間は2月27日から9月30日まで。株主還元の強化及び資本効率の向上などを図るとともに、1月に実施したジョンソン・エンド・ジョンソンのコーポレートベンチャーキャピタル組織であるジョンソン・エンド・ジョンソン・イノベーション-JJDC社を割当先とする自社株の処分に伴う株式の希薄化に対応するために実施するという。なお、取得した全自社株は5月30日付で消却する。

■Synspective <290A>  753円   +13 円 (+1.8%)  11:30現在
 Synspective<290A>が底堅い。東京証券取引所が26日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を27日売買分から解除すると発表。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入しているようだ。日本証券金融も27日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。

■湖北工業 <6524>  2,292円   +28 円 (+1.2%)  11:30現在
 湖北工業<6524>は続伸。26日取引終了後、120万株(自己株式を除く発行済み株数の4.45%)を上限に27日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感されている。買い付け価格は26日終値の2264円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、湖北工業は27日に予定通り買い付けを実施し、110万株を取得した。

■KOA <6999>  986円   +12 円 (+1.2%)  11:30現在
 KOA<6999>が4日ぶりに反発している。26日の取引終了後、自社株300万株(発行済み株数の7.41%)を3月6日付で消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は3747万9724株となる。

■日産化学 <4021>  4,371円   +50 円 (+1.2%)  11:30現在
 日産化学<4021>が3日ぶりに反発している。26日の取引終了後、自社株100万株(発行済み株数の0.73%)を3月12日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は1億3680万株となる。

■アニコムHD <8715>  540円   +6 円 (+1.1%)  11:30現在
 アニコム ホールディングス<8715>が堅調推移。同社は26日の取引終了後、自己株式637万株(発行済み株式総数の7.83%)の消却を発表。再放出による潜在的な需給悪化リスクが後退したと受け止めた買いを誘ったようだ。消却予定日は3月31日としている。

■日清オイリオグループ <2602>  4,770円   +40 円 (+0.9%)  11:30現在
 日清オイリオグループ<2602>が反発している。同社は26日、4月1日納入分から、家庭用、業務用及び加工用食用油を値上げすると発表したことが好感されている。家庭用食用油を7~11%、業務用食用油、加工用食用油バルクを11~19%値上げする。エネルギー費や物流費、包材・資材費、人手不足の深刻化など、サプライチェーン全体でのコストアップに加えて、世界的に旺盛な油脂需要や搾油需要増加によるオイルバリューの上昇、カナダ産菜種の油分低下による歩留まり悪化や為替など、複合要因の影響による食用油コストの上昇から値上げするとしている。

■東京エレクトロン <8035>  23,130円   +185 円 (+0.8%)  11:30現在
 半導体関連株は底堅く推移。東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>はしっかり。26日取引終了後に発表された米半導体大手エヌビディアの決算は、24年11月~25年1月の売上高、純利益、一株当たり利益ともに予想を上回った。25年2~4月の売上高見通しも前年同期比65%増の見通しで、新型AI半導体「ブラックウェル」の販売も順調に推移している。ただ、エヌビディアの株価は時間外取引で下落するなど軟調。材料出尽くし感からの売りも膨らんだ様子だ。これを受け、半導体関連株には強弱感も対立する展開となっている。

■トナミホールディングス <9070>  6,870円   +1,000 円 (+17.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 トナミホールディングス<9070>がストップ高の水準となる前営業日比1000円高の6870円に買われた。日本郵政<6178>が26日の取引終了後、傘下の日本郵便が株式取得を目的に設立した子会社を通じ、トナミHDに対し株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買付価格は1株1万200円で、26日終値(5870円)を約73.8%上回る水準。トナミHDのMBO(経営陣が参加する買収)に該当する取引の一環で、非公開化を目的とする。トナミHDの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。買付予定数の下限は603万6500株(所有割合66.52%)で、上限は設定しない。買付期間は2月27日から4月10日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、トナミHDは上場廃止となる見込み。東京証券取引所は26日付でトナミHDを監理銘柄(確認中)に指定した。

■セブン&アイ <3382>  2,123.5円   -275 円 (-11.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>は大幅安。この日朝方、創業家の伊藤家によるMBO提案を巡る報道に関し、コメントを発表。「代表取締役副社長の伊藤順朗氏と伊藤興業から、当社買収に関する正式提案に必要となる資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領した」とした。これがネガティブ視されているようだ。会社側としては引き続き株主の価値実現のために、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールからの提案を含め、すべての戦略的選択肢を精査・検討していくという。

■栃木銀行 <8550>  280円   -20 円 (-6.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 栃木銀行<8550>は大幅安。26日取引終了後、25年3月期連結業績予想について最終損益を36億円の黒字から223億円の赤字(前期21億100万円の黒字)へ下方修正すると発表した。一転して大幅な最終赤字となる見通しを示したことから、これが嫌気され売られている。低金利環境下で購入した低利回りの債券や外国債券ファンドの逆ザヤなどにより運用利回りが低迷し、含み損を抱えていた有価証券ポートフォリオを入れ替え、これに伴い売却損を計上するため。日本の政策金利引き上げで期間の短い円債への入れ替えが可能になってきたこと、米国のインフレ懸念が再燃してきたことにより、このタイミングで入れ替えを加速させるという。なお、配当予想は据え置くとした。

■東電HD <9501>  377.5円   -15.7 円 (-4.0%)  11:30現在
 東京電力ホールディングス<9501>は昨年来安値更新。午前10時ごろ、柏崎刈羽原子力発電所のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」について、発電用原子炉設置許可に関する工事計画変更届け出を原子力規制委員会に提出したと発表した。工事工程の見直しにより工事完了時期を変更するため。7号機を今年3月から2029年8月へ、6号機を26年9月から31年9月へそれぞれ変更するという。これをネガティブ視した売りが出ている。今回のテロ対策施設の完成延期については前日26日に事前報道で明らかになっていた。報道を受けて会社側は同日、「当社が発表したものではない」とした上で、工事工程の見通しについて公表のメドが立ち次第知らせるとしていた。

■アーキテクツ <6085>  517円   +80 円 (+18.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の517円でカイ気配となっている。同社は26日の取引終了後、筆頭株主らによる株式の売り出しを決議したと発表。売出価格は1株950円と、前日終値の437円の2.17倍の水準。市場外での相対取引により、Apaman Network(東京都千代田区)が保有する71万2249株と、不動産賃貸のケイアイホールディングス(岡山市)が保有する9万4900株をDimitri Philip Behr氏に譲渡する。Dimitri Philip Behr氏の議決権所有割合は26.62%となり、筆頭株主となる見通し。アーキテクツは今後、Dimitri Philip Behr氏による経営に関しての関与や、株式公開買い付け(TOB)などによる経営権の取得も想定されるため、こうした申し入れや新たな株式取得の情報を得た場合など、開示すべき事項が発生した際には速やかに公表するとした。発表内容を受け、新たな筆頭株主による更なる株式の買い増しへの思惑が広がり、買いが集まったようだ。

●ストップ高銘柄
 スマイルHD <7084>  1,349円   +300 円 (+28.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ジェネレーションパス <3195>  650円   +100 円 (+18.2%) ストップ高   11:30現在
 アディッシュ <7093>  676円   +100 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 メタプラネット <3350>  4,010円   -1,000 円 (-20.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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