マルイチ、今期経常を一転26%減益に下方修正
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マルイチ産商 <8228> [名証M] が2月26日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→17.5億円(前期は23.7億円)に32.7%下方修正し、一転して26.2%減益見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.3億円→13.8億円(前年同期は14.2億円)に38.0%減額し、一転して2.9%減益計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社では、昨年11月に子会社化した(株)ダイニチ及びその子会社6社につきまして、昨年12月分の月次決算から連結の範囲に含めることによる通期連結業績への影響等を精査してまいりました。その結果、2025年3月期通期連結業績予想につきまして、売上高は、ダイニチグループを連結対象に加えたことによる増加と、商品の相場高や値上げに伴う販売単価の上昇もあり、当初予想を上回る見込みです。利益面につきましては、昨年7月に新基幹システム「M-BASE」の運用を開始しましたが、稼働直後に顕在化した問題への対応で、一過性ながら人件費の増加やシステム関連の特別保守料の発生に伴う経費増に加え、営業活動の停滞による仕入価格上昇への対応の遅れなどから売上総利益の低下を招きました。また、システム稼働に伴う減価償却費の増加と、物流関連コストの上昇もあり、営業利益、経常利益とも当初予想を下回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、単体の課税所得減少に伴う繰延税金資産の取崩しによる税金費用の増加が見込まれることもあり、当初予想を下回る見込みです。(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成しておりますので、実際の業績は、今後様々な要因によって予想と異なる結果となる可能性があります。