<動意株・26日>(前引け)=トラースOP、JPHD、バイタルKS

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 トラース・オン・プロダクト<6696.T>=急速人気に一時ストップ高。25日の取引終了後、AI電力削減ソリューション「AIrux8」が大手電子機器メーカーの事業所に導入されることになったと発表しており、これを好材料視した買いが流入している。同件の売り上げ計上は26年1月期第1四半期を予定しており、導入エリアの拡大が進んだ場合、26年1月期以降、中長期的に業績向上に貢献するとしている。

 JPホールディングス<2749.T>=8日ぶり急反発し一時ストップ高。同社は保育園運営を中心とする子育て支援事業を展開するが、業績は児童数の増加が顕著で、会社側の想定を大きく上回って好調に推移している。25日取引終了後、25年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の47億5100万円から57億円に大幅増額、前期比24%増益で過去最高を大幅に更新する見通し。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当を従来計画の9円50銭から12円(前期実績は8円)の2円50銭上乗せするほか、株主優待制度の導入も併せて発表した。その内容は毎年3月末と9月末時点で500株以上を6カ月以上継続保有する株主を対象に、1万円分のQUOカードを年2回贈呈するというもので、実質配当利回りの大幅上昇を好感した買いが集中した。

 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151.T>=続伸。25日の取引終了後、25年3月期の業績・配当予想の修正について発表。今期の売上高予想を100億円増額して6000億円(前期比2.1%増)、経常利益予想を3億円増額して67億円(同2.2%増)に引き上げた。経常利益は減益予想から一転、増益を計画する。更に期末配当予想を2円増額して24円に見直しており、これらを評価した買いを誘ったようだ。医薬品卸売事業で抗がん剤を中心とした新薬創出加算品や、各種ワクチンの販売が増加した。インフルエンザの急速な感染拡大に伴い、検査キットや治療薬の販売も伸びた。年間配当予想は45円(同3円増配)となる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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