25日の米株式市場の概況、NYダウ続伸も米景気減速懸念 ハイテク株の調整続く

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 25日の米株式市場で、NYダウは前日比159.95ドル高の4万3621.16ドルと続伸した。ウォルマート<WMT>や、決算を発表したホーム・デポ<HD>が買われ指数を押し上げた。2月の米消費者信頼感指数が低下し、市場予想に対しても下振れしたことを受け、米景気に対する先行き懸念が強まり全体相場を圧迫した。対中半導体規制を巡る報道もハイテク関連株の重荷となった。

 アムジェン<AMGN>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ナイキ<NKE>が堅調推移。イーライ・リリー<LLY>やロウズ・カンパニーズ<LOW>が値を上げた。半面、JPモルガン・チェース<JPM>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が売られ、クリーブランド・クリフス<CLF>が冴えない展開。ヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は260.539ポイント安の1万9026.386と4日続落した。テスラ<TSLA>が急落。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が下値を探り、コインベース・グローバル<COIN>とマイクロストラテジー<MSTR>、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が株価水準を大きく切り下げ、クリスピー・クリーム<DNUT>が売りを浴びた。一方、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>やペプシコ<PEP>が上伸した。

出所:MINKABU PRESS

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