今週の「妙味株」一本釣り! ─ 井関農
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●井関農 <6310> 【目標株価】2000円(21日終値1009円) 「構造改革効果で低PBR是正に期待」 井関農機 <6310> [東証P]は底値離脱の兆しが鮮明となっており、中期的な上昇基調を見込んで選好すべき局面にあるといえるだろう。国内 農機大手の同社は2月14日、24年12月期の連結決算とともに、25年12月期の業績予想を開示し、今期の売上高が前期比1.2%増の1705億円、最終損益が13億円の黒字(前期は30億2200万円の赤字)となる見通しを示した。生産拠点の再編などに伴う構造改革費用の発生で最終赤字となった前期から今期は黒字転換を図る。 コメ価格の上昇を背景に、国内では農家による設備投資意欲が回復に向かうと見込まれるほか、北米ではコンパクトトラクター市場が底入れすることも想定されている。ロボット農機では大型クラスでのラインアップを拡充するなど、スマート農業関連での将来的な事業成長に対する投資家の期待は大きい。更に、北米市場において同社は農機メーカーのアグコ向けにコンパクトトラクターのOEM供給を手掛けているとあって、ロサンゼルスの山火事やハリケーン被害からの復興需要として軽土木作業用途での機械需要が拡大するかどうかも注目されている。 PBR(株価純資産倍率)は足もと0.3倍台と低水準。構造改革の成果発現などにより利益予想が計画を上振れした場合は、株主還元期待が高まることとなるだろう。チャート上では25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスを達成。株高トレンドへの転換を示唆している。 株探ニュース