【今週読まれた記事】減速感覆す好決算続出で生まれる勝機
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月15日から21日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 今週もボックス圏の推移となった日本株市場。日経平均株価は前週末比372円安の3万8776円となりました。日銀が早期の追加利上げに踏み切るとの観測が出たことで為替が円高に振れたほか、トランプ米大統領が自動車などへ25%の関税をかけると発言したことが相場の重しとなりました。今後の相場について識者はどのように見ているのでしょうか。 「円高イコール企業業績にマイナスという短絡的な見方は必ずしも的を射たものではない」と、内需株などには円高がポジティブに働くことを指摘するのは<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券 ストラテジストの大塚竜太氏。また、トランプ米政権の打ち出す相互関税については「現状は不透明感が強いものの、それだけに過度に不安視すると相場の先行きを読み誤ることにもなる」と述べています。トランプ氏は初手で“超”強気の姿勢を打ち出しながら、その後の交渉で軟化させる戦術を多用しており、蓋を開けるまで結果がわかりません。楽観はできないものの、悲観するのは早すぎるという段階でしょう。 人気企画「鈴木英之(SBI証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―」で“半年後の株価と為替”の見通しを伺ったSBI証券の鈴木英之投資情報部長は、日本の業績は好調で「このところボックス圏にとどまっていた日経平均株価の1株当たり利益(EPS)が上昇することが株価の押し上げ要因になる」と予想。また、日米金利差について「米国の利下げは終わりつつある」と述べ、「今後半年間の円相場は概ね1ドル=150~160円」と見ています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。 「トランプ大統領は世界を相手に『関税』策を武器にしてあからさまな貿易戦争を仕掛け、混乱に陥れている」という現在の状況を「トランプ戦国相場」と呼ぶのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─『トランプ戦国相場』の勝者の条件とは?!」の北浜氏。そのなかで有効な投資法を指南し、今週も大人気となりました。人気相場コラムはそのほか以下の全てが上位ランキング入りとなっています。<相場観特集>では大塚氏のほか、フィリップ証券 リサーチ部長の笹木和弘氏に米国株の展望を伺いました。 【杉村富生の短期相場観測】 ─アクティビストが狙う銘柄!傾向と対策! 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】決算通過で改めて業績内容を見直す動きに期待 武者陵司「異次元金融緩和の多角的レビュー論評への違和感」 富田隆弥の【CHART CLUB】 「往来下限から反転も、まだ続く乱高下」 今週のアクセスランキング首位となったのは、引け後にその日の全体相場を総括し、翌日の戦略につなげる材料を提供するコラム記事「明日の株式相場に向けて」。17日配信分が見事トップに輝きました。場中に出た材料が相場をどう動かしたかを確認することができ、更に翌日の重要イベントなども記載するなど情報量満載の記事です。今週配信した記事は以下の通りです。 明日の株式相場に向けて=急落・仕込み好機の「好決算銘柄」 明日の株式相場に向けて=「トランプ2.0」で躍動する欧州株の謎 明日の株式相場に向けて=「道路大陥没」対策が喫緊の国策テーマに 明日の株式相場に向けて=急動意相次ぐ株価3ケタ台の材料株 来週の株式相場に向けて=焦点はエヌビディアの決算、半導体関連人気の復活なるか 先週14日で24年10-12月期決算発表が一巡しました。全体としてみると、足もと減速感が出ていた企業業績は持ち直す傾向を見せており、上方修正が相次ぐ結果となりました。「絶好調の上方修正銘柄に照準、配当も増額の『上値期待』とっておき6選 <株探トップ特集>」は、今期業績予想を上方修正した企業のうち、指標面に割高感が無く株価上昇余地が大きい6銘柄をピックアップ。見事アクセスランキング2位を獲得しました。 ランキング3位は「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕 35社選出 <成長株特集>」。決算シーズンということで業績関連の記事が上位に集中しています。こちらは24年10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた記事です。週の半ばに配信した「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 33社選出 <成長株特集>」もスピードランクイン、待望の〔第4弾〕は明後日24日の19時30分に配信予定。お見逃しなく。 <割安株特集>では高配当利回りランキングが2記事とも20位以内にランクインしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも上位入りとなりました。 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月19日版 まだ間に合う、2月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集> 10万円以下で買える、今期最高益&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、今期最高益&低PER 37社【スタンダード】編 <割安株特集> 投資テーマ関連では、八潮市の道路陥没事故を機に、老朽化したインフラの緊急点検が相次ぐ状況下で注目される関連銘柄を追った「八潮市陥没事故で急展開!『水道インフラ』で買われる株・緊急リサーチ <株探トップ特集>」が7位にランクイン。さらにトランプ政権の関税政策によって手掛けづらい輸出株を避け、内需セクターから好実態企業を厳選した「トランプ関税に勝つ最強カードを探せ、我が道を行く珠玉の内需株6選 <株探トップ特集>」が9位と、2記事がトップ10入りする人気となりました。そのほか以下の記事もよく読まれています。 「衛星コンステレーション」で変わる世界、7機体制構築で株高点火! <株探トップ特集> 「コーポレート・アクション」の季節到来、穴株妙味満載の6銘柄選抜 <株探トップ特集> 「データセンター」が4位、生成AI市場拡大でAIデータセンターに脚光<注目テーマ> 今週配信した株探プレミアムコラムは“AI半導体市場の先駆者”エヌビディアを特集する『Buy&Hold STORIES』の第7回「アーム買収騒動とインテル超え…コロナ禍で拡大するGPU需要」。コロナ禍におけるGPU(画像処理半導体)の爆発的な需要増によりエヌビディアの業績は急速に拡大し、20年7月にはついに半導体の王者であるインテル の時価総額を抜き去りました。今回は進行する米半導体セクターのパラダイムシフトの流れを解説しながら、同社の躍進の背景を掘り下げていきます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 株探の看板記事「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】速報」は、引け後の材料をまとめてチェックできる便利な記事です。情報収集にぜひご活用下さい。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月14日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月17日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月18日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月19日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月20日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月17日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月18日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月19日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月20日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月21日) 株探ニュース