クオンタムS、今期最終を赤字拡大に下方修正
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クオンタムソリューションズ <2338> [東証S] が2月21日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年2月期の連結最終損益を従来予想の1億6500万円の赤字→3億8500万円の赤字(前期は9億0200万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7900万円の赤字→2億9900万円の赤字(前年同期は7億9300万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は、2024年6月28日に「2025年2月期の第2四半期連結業績予想数値及び通期連結業績予想数値の修正に関するお知らせ」にて2025年2月期通期連結業績予想を修正しておりますが、当該業績予想の修正以前となる2024年5月20日に開示した「「2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の補足説明等について」の「3.2025年2月期通期連結業績予想数値に関する補足追加説明」において、当期2025年2月期において当社の主力事業となるGPUサーバー販売事業の売上計画について、下記のとおり、公表しておりました。また、当社は、2024年5月20日に開示した「「2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の補足説明等について」の3頁目において、「2025年2月期の上半期に取引確定分(ただし、一部、「契約・代金取引完了分」「契約完了分」「受注済分」「受注予定分」も含んでおります。)までで総売上計画の87%を確保する保守的な売り上げ予想としております。」と記載しておりました。しかし、世界的なGPUサーバーの価格相場の変動により単価が下がったこと、2023年8月以降当社においてGPUサーバー販売業務を担当していた執行役員(以下「当社担当執行役員」と言います。)が2024年11月に退職したことなどによりGPUサーバー販売事業の既存の販売交渉先に対する継続性に問題が出たことなどから、見込みの売上を達成できず未達となりました。なお、本業績予想修正に関する監査法人との協議は現在も個別内容を精査中につき、完了次第、決算数値を最終的に確定し、売上高及び収益に関し変動がある場合には速やかに開示して参ります。