話題株ピックアップ【夕刊】(2):ぴあ、相鉄HD、スターゼン
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■ぴあ <4337> 2,990円 -180 円 (-5.7%) 本日終値 ぴあ<4337>が大幅反落。20日の取引終了後、KDDI<9433>及びKDDIパートナーズによる136万3900株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限を20万4500株とする売り出しを実施すると発表しており、短期的な需給悪化への警戒感が働いたようだ。売出価格は3月3日から6日までの期間に決定される予定で、受け渡し期日は価格決定日の5営業日後。売出人から株式の売却意向を確認したため、株式の円滑な売却機会を提供するとともに、株主層の多様化と流動性の向上を図ることが目的という。 ■相鉄ホールディングス <9003> 2,280円 -127.5 円 (-5.3%) 本日終値 相鉄ホールディングス<9003>は大幅安。20日取引終了後、小田急電鉄<9007>や大林組<1802>、金融機関などの既存株主による847万9900株の売り出しを実施すると発表した。株式需給の悪化を懸念した売りが出た。需要状況に応じて上限127万1900株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は3月3日から同6日までのいずれかの日に決定する。あわせて、取得上限200万株(自己株式を除く発行済み株数の2.04%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表した。売り出しに伴う株式需給への短期的な影響を緩和するため。取得期間は売り出し受け渡し期日の翌営業日から9月10日まで。 ■スターゼン <8043> 2,801円 -88 円 (-3.1%) 本日終値 スターゼン<8043>が続落。同社は20日の取引終了後、農林中央金庫やメガバンクなど既存株主による売り出しを決議したと発表した。売出株式数は101万7200株で、需要状況に応じて最大15万2400株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。株式の短期的な需給悪化を懸念した売りが出たようだ。売出価格は3月3日から6日までのいずれかの日に決める。あわせて同社は取得総数50万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.57%)、取得総額15億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は4月1日から2026年3月31日。なお、同社は25年4月1日付で1株を3株に分割することも発表していることから、取得可能な株式総数は実質的に上限150万株となる予定。 ■スタジオアリス <2305> 2,086円 -28 円 (-1.3%) 本日終値 スタジオアリス<2305>は軟調。20日取引終了後、プライムからスタンダードへの上場市場区分の変更について、東京証券取引所から承認を受けたと発表した。変更予定日は2月27日。プライム市場の上場維持基準に適合しているものの、同市場に上場していることに伴うコストを負担するよりも、コア事業の強化や事業領域の拡大に資金を振り向けることが企業価値向上に資すると判断したという。プライム銘柄を運用対象とする投資家の持ち高整理の売りが出ているようだ。 ■ツムラ <4540> 4,316円 -39 円 (-0.9%) 本日終値 ツムラ<4540>は軟調。20日取引終了後、既存株主による241万8400株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限36万2700株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は3月3日から同5日までのいずれかの日に決定する。株式需給の悪化を懸念した売りが出た。あわせて、取得上限146万5000株(自己株式を除く発行済み株数の1.91%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表した。売り出しに伴う株式需給への影響を緩和するため。取得期間は売り出し受け渡し期日の翌営業日から8月29日まで。 ■トヨタ自動車 <7203> 2,706円 -4.5 円 (-0.2%) 本日終値 トヨタ自動車<7203>が3日続落と下値模索の動きにあるほか自動車株が総じて軟調。トランプ米大統領は今週18日に、4月初旬にも公表予定にある自動車への追加関税について25%程度になるとの見方を示した。現状では日本車の輸入関税は2.5%であり、仮に日本もこの関税の対象国となれば、一気に10倍となることから非常に影響が大きいとみられている。この場合、日本の自動車メーカー大手6社合計で3兆円規模のダメージを受けるという試算も出ている。これが値ごろ感は意識されても自動車株の押し目を買いにくい理由となっているほか、足もと外国為替市場では1ドル=149円台半ばまでドル安・円高が進んでいることで輸出採算悪化をもたらすとの思惑も加わり、上値の重い展開を強いられている。 ■フジプレアム <4237> 397円 +61 円 (+18.2%) 本日終値 フジプレアム<4237>に人気集中。光学フィルターの大手で、独自の精密貼合技術を生かしディスプレーパネル関連分野などで優位性を発揮するほか、OEM供給を主軸に太陽電池分野でも実績が高い。ペロブスカイト太陽電池についても早くから研究開発を進展させている。そうしたなか、20日取引終了後に世界初のペロブスカイト太陽電池セル専用製造ラインを完成させたサウレ社製品の独占販売権を持つエイチ・アイ・エス<9603>との協業に着手することを発表。ペロブスカイト太陽電池の製品開発を加速する構えをみせており、これが強く株価を刺激する格好となった。 ■クロスキャット <2307> 1,208円 +163 円 (+15.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 クロスキャット<2307>は急騰。20日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を156億円から161億円(前期比7.8%増)へ、営業利益を15億8000万円から17億5000万円(同15.1%増)へ上方修正すると発表。配当予想も28円から31円(前期28円)に増額しており、これを好感した買いが集まった。コア事業である金融、官公庁・自治体・公共企業向けの案件が好調に推移し、売上高が計画を上回る見通しとなったため。効率的な販売管理活動に努めたことも利益面で寄与する見込み。 株探ニュース