続伸、ウクライナ停戦見通しによる重さが和らぐ=NY原油概況
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NY原油先物3月限(WTI)(終値) 1バレル=72.25(+0.40 +0.56%) ニューヨーク原油の2025年3月限は続伸。ウクライナ停戦についてロシアと米国が協議していることは圧迫要因だが、停戦合意によりロシアの石油供給が正常化するとしても、供給量が大きく変化しない見通しであることが相場を押し上げている。生産量の見通しについては、停戦協議の動向よりも、どちらかといえば石油輸出国機構(OPEC)プラスの決定次第で変化するが、OPECプラスが4月以降の増産を見送る可能性があると伝わっていることは支援要因。また、トランプ米政権がウクライナ停戦を成し遂げた後のイラン制裁開始が意識されていることも買い手がかり。 MINKABU PRESS