外為サマリー:一時151円80銭台に軟化、高田委員の講演を控え警戒感
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19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円07銭前後と前日の午後5時時点に比べて2銭程度のドル高・円安となっている。 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円06銭前後と前日と比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが流入し、一時152円13銭まで上伸した。 ただ、この日の東京市場でドル円相場は上昇一服となっている。きょうは日銀の高田創審議委員の講演が予定されており、金融政策の正常化に前向きなタカ派的な発言が出る可能性が意識されているようだ。また、日経平均株価が反落して始まったこともリスク回避的なドル売り・円買いにつながり、午前9時00分すぎには151円83銭をつける場面があった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0446ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=158円85銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS