サッポロHDが大幅続伸、投資ファンドの3Dが公開書簡で資本規律の不備に再懸念表明
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サッポロホールディングス<2501.T>が大幅続伸している。シンガポールに拠点を置く投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが18日、サッポロHDに対し、株主総会で議決権行使をするうえで十分な情報を得られるように、公開書簡を提出したと発表した。このなかで同社の資本規律の不備について改めて懸念を表明したうえで、過去の大型買収案件について、企業価値の向上につながると確信した根拠や、減損損失の防止に向けて講じた措置などに関する質問を実施。回答を28日までに実施して公開するように求めた。3Dインベスト側は、不動産事業の実質的な売却を予定するサッポロHDの資本規律の欠如が解消されないままでは、過去の資本配分の失敗が繰り返される可能性が高いと主張している。株主側の圧力によって、サッポロHDの経営改革が進むとの期待が膨らみ、買いが集まったようだ。 出所:MINKABU PRESS