日ヒュムが上場来高値更新、大規模な下水道の老朽化問題で関連有力株として上げ足強める

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 日本ヒューム<5262.T>の上げ足鮮烈、マドを開けて125円高の1880円まで上値を伸ばし、今月12日以来約1週間ぶりに上場来高値を更新した。ヒューム管やコンクリートパイルなどコンクリート2次製品を手掛け、国土強靱化や電線地中化の関連有力株として折に触れマーケットの視線を集めてきたが、直近では1月28日に埼玉県八潮市の県道で起こった道路陥没事故を受け、水道インフラの再構築で貢献が期待される関連最右翼として投資資金が流入している。都道府県が管理する大規模な下水道管の老朽化が進んでおり、耐用年数を超過している管路が今後20年間で12倍に膨らむとの試算もでており、社会の安全を確保するための喫緊の課題として早急な対応が求められる状況となっている。同社株は足もとの業績も好調で、7日に発表した24年4~12月期決算では営業利益が前年同期比2.5倍の20億2200万円と通期計画の19億円を上回った。テーマ性だけでなく良好なファンダメンタルズも短期筋の買い攻勢を後押ししているもようだ。

出所:MINKABU PRESS

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