米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時152円10銭台に上伸

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為替

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円06銭前後と前日と比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=158円84銭前後と同1銭程度のユーロ安・円高とほぼ横ばいだった。

 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派的な発言を手掛かりに、東京市場では一時152円22銭までドル高・円安が進行したものの、日銀の早期追加利上げ観測がくすぶっていることから海外市場ではドル買い・円売りの動きが一服した。19日に公表される1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を見極めたいとのムードもあるなか、ニューヨーク市場では151円53銭まで伸び悩む場面があった。ただ、この日にニューヨーク連銀が発表した2月の製造業景気指数が予想外のプラスとなったことや、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が18日の講演後の質疑応答で「インフレ抑制での進展が実際に継続していると確認できるまで、景気抑制的な金融政策を維持する必要があると現時点で考えている」と述べたことがドルを下支え。米長期金利が上昇するとともにドル買いが流入し、ドル円相場は152円13銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0446ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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