外為サマリー:一時151円50銭近辺の円高に、10~12月期GDP受け円買い強まる
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17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円52銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円20銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円95銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。 ドル円は、午前8時30分頃には152円30銭近辺で推移していた。しかし、午前8時50分以降、ドル売り・円買いが膨らみ、午前11時50分過ぎには一時151円50銭へ円は上昇した。この日発表された24年10~12月期実質国内総生産(GDP)は前期比年率2.8%増と市場予想の1.0%増を上回った。これを受け日銀による早期利上げ観測が強まり、日米金利差縮小が意識され円高が進行した。午後にかけては151円50銭を下値とする一進一退が続いた。今晩は米国がプレジデントデーの祝日となることから、様子見姿勢も強まったようだ。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0489ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS