SAAFHDが急落、25年3月期業績予想を最終赤字に下方修正
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SAAFホールディングス<1447.T>が急落している。前週末14日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について、売上高を313億円から290億円(前期比0.9%減)へ、営業利益を10億9000万円から3億9000万円(同45.4%減)へ、最終損益を2億8000万円の黒字から4億円の赤字(前期1億8300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。 ベトナムで深刻となっている砂不足(盛土材)の影響を受けて、長期工期の大型案件(土木工事)について材料費の高騰および納入遅延による工事遅延が発生していることに加えて、人材採用が計画通りに進まなかったことで、人材事業やコンサルティング事業が計画を下回る見通しであることなどが要因としている。 なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高211億4800万円(前年同期比0.4%増)、営業損益9100万円の赤字(前年同期1億200万円の黒字)、最終損益5億1300万円の赤字(同3億6700万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS