話題株ピックアップ【昼刊】:ユーグレナ、BASE、日本マイクロ
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■技術承継機構 <319A> 4,040円 +700 円 (+21.0%) ストップ高 11:30現在 14日に決算を発表。「前期経常は67%増で3期連続最高益」が好感された。 技術承継機構 <319A> [東証G] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期の連結経常利益は前の期比67.2%増の15.4億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新した。なお、25年12月期の業績見通しについては売上高(116億円)、配当(無配)以外は開示しなかった。 ■ユーグレナ <2931> 510円 +79 円 (+18.3%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ ユーグレナ<2931>はカイ気配で始まる人気となり5日続伸。1月29日につけた戻り高値453円奪回を視野に入れる強調展開となっている。前週末14日取引終了後に発表した24年12月期決算は営業損益が3億円の黒字(前の期は14億6400万円の赤字)と小幅ながら7期ぶりに赤字から脱却を果たした。ヘルスケア事業は複数の連結化した子会社の収益寄与が反映された。また、25年12月期の業績予想については営業利益が前期比4倍となる12億円を見込んでおり、これを材料視する形で投資資金が流入した。 ■eWeLL <5038> 2,186円 +337 円 (+18.2%) 一時ストップ高 11:30現在 14日に決算を発表。「今期経常は32%増で6期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は3円増配へ」が好感された。 eWeLL <5038> [東証G] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期の経常利益(非連結)は前の期比25.1%増の11.3億円に伸び、25年12月期も前期比31.7%増の14.9億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、5期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を11円→12円(前の期は1→2の株式分割前で20円)に増額し、今期も前期比3円増の15円に増配する方針とした。 ■BASE <4477> 425円 +65 円 (+18.1%) 11:30現在 14日に決算を発表。「今期経常は24%増で2期連続最高益更新へ」が好感された。 BASE <4477> [東証G] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期の連結経常損益は7億9600万円の黒字(前の期は4億0900万円の赤字)に浮上し、従来予想の2億0100万円の黒字を上回って着地。25年12月期の同利益は前期比23.6%増の9億8400万円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。 同時に発表した「2.9%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる340万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月17日から5月30日まで。 ■日本マイクロニクス <6871> 4,600円 +700 円 (+18.0%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 日本マイクロニクス<6871>がカイ気配スタートで3900円近辺のもみ合いを一気に上放れる動きをみせている。半導体向けプローブカードで高い商品競争力を有し、グローバル展開を図っている。生成AI市場の急成長を背景にHBMなどAI用半導体向けにプローブカードの需要が高水準で収益を押し上げている。前週末14日取引終了後に発表した24年12月期決算は営業利益が前の期比2.4倍となる125億7200万円と急拡大し2期ぶりに過去最高を大幅更新した。また、前期年間配当を従来計画の65円に5円上乗せし70円としている。今期の業績見通しについては非開示だが、前期の好決算を評価する投資資金が攻勢をかけている。 ■サンリオ <8136> 7,088円 +1,000 円 (+16.4%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 サンリオ<8136>はストップ高。14日取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから99億円増額し1405億円(前期比40.5%増)、最終利益予想を94億円増額し405億円(同2.3倍)に引き上げた。また、期末配当予想を12円増額して32円に見直した。これを好感した買いが膨らんでいる。「ハローキティ」50周年関連の施策効果が出たほか、北米や中国でのライセンス事業が伸長した。1~3月期は「マイメロディ」の50周年や「クロミ」の20周年に関する施策が始まることも踏まえ、引き続き好調な事業展開を見込む。年間配当予想は52円。前期は1対3の株式分割を考慮したベースで年間22円だった。4~12月期の売上高は前年同期比44.7%増の1047億8600万円、最終利益は同2.1倍の337億9000万円だった。 ■ブシロード <7803> 529円 +74 円 (+16.3%) 11:30現在 ブシロード<7803>が急反発し昨年来高値を更新。前週末14日の取引終了後、25年6月期の連結業績予想について、売上高を490億円から510億円(前期比10.2%増)へ、営業利益を20億円から30億円(同3.4倍)へ、純利益を10億円から15億円(同86.4%増)へ上方修正したことが好感されている。TCG(トレーディングカードゲーム)ユニットで、新タイトル「hololive OFFICIAL CARD GAME」と「五等分の花嫁 カードゲーム」がともに順調なスタートを切ったほか、「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!! ヴァンガード」をはじめとする既存タイトルも安定した成長を維持していることが牽引。また、MD(マーチャンダイジング)ユニットで、特に海外へのグッズ出荷が好調に推移してきたことや、オリジナルフィギュアブランド「PalVerse」が成長していること、更にライブエンタメユニットで、「BanG Dream!(バンドリ!)」関連のライブイベントの動員数やパッケージ販売が想定を上回っていることなどが寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(24年7~12月)決算は、売上高257億3100万円(前年同期比16.2%増)、営業利益17億2600万円(同4.3倍)、純利益12億4200万円(同95.5倍)だった。 ■ミダックHD <6564> 1,944円 +268 円 (+16.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位 ミダックホールディングス<6564>は急伸。前週末14日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を103億9100万円から106億9000万円(前期比12.0%増)へ、営業利益を38億4900万円から44億1500万円(同24.8%増)へ上方修正すると発表した。廃棄物処理の需要が底堅く推移すると見込まれるため。M&A効果も寄与する見通し。配当予想も10円から14円(前期8円)へ増額した。これを好感した買いが集まっている。 ■ワンキャリア <4377> 5,180円 +705 円 (+15.8%) ストップ高買い気配 11:30現在 14日に決算を発表。「今期経常は43%増で5期連続最高益、実質増配へ」が好感された。 ワンキャリア <4377> [東証G] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期の経常利益(非連結)は前の期比30.1%増の12.9億円に伸び、25年12月期も前期比43.1%増の18.5億円に拡大を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、6期連続増益になる。 同時に発表した「1→3の株式分割を実施」も買い材料。 3月15日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。 ■キオクシア <285A> 2,172円 +289 円 (+15.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位 キオクシアホールディングス<285A>が急反発している。前週末14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算が、売上高1兆3593億円(前年同期比80.2%増)、営業利益4146億600万円(前年同期2965億5600万円の赤字)と大幅黒字転換したことが好感されている。AIのインフラ構築に伴う強い需要からデータセンターやエンタープライズ向けSSD製品の出荷量が引き続き伸長しているという。同時に、25年3月期通期業績予想を発表しており、売上高1兆6744億~1兆7044億円(前期比55.5~58.3%増)、営業利益4316億~4536億円(前期2527億円の赤字)を見込む。1~3月では営業利益170億~390億円(前年同期比86~68%減)と減益を見込んでおり、スマートフォンやパソコン需要の弱含みから顧客の在庫調整が継続しており、売価下落が利益を押し下げると見込む。 ■インフォマート <2492> 365円 +47 円 (+14.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位 14日に決算を発表。「今期経常は92%増益、前期配当を0.2円増額・今期は2.72円増配へ」が好感された。 インフォマート <2492> [東証P] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期の連結経常利益は前の期比87.8%増の11.8億円に伸び、25年12月期も前期比92.3%増の22.8億円に拡大する見通しとなった。24期連続増収、3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を1.54円→1.74円(前の期は0.97円)に増額し、今期も前期比2.72円増の4.46円に大幅増配する方針とした。 ■RSテクノ <3445> 3,320円 +383 円 (+13.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位 14日に決算を発表。「今期経常は6%増で2期連続最高益、5円増配へ」が好感された。 RS Technologies <3445> [東証P] が2月14日大引け後(16:30)に決算を発表。24年12月期の連結経常利益は前の期比5.0%増の156億円になり、25年12月期も前期比5.9%増の166億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収になる。 ■ジーニー <6562> 1,809円 +200 円 (+12.4%) 11:30現在 14日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が95%増益で着地・10-12月期も52%増益」が好感された。 ジーニー <6562> [東証G] が2月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比94.9%増の16.8億円に拡大し、通期計画の18億円に対する進捗率は93.7%に達し、3年平均の68.6%も上回った。 ■DIT <3916> 2,326円 +231 円 (+11.0%) 11:30現在 14日に決算を発表。「今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額」が好感された。 デジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> [東証P] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比35.3%増の16億円に拡大し、従来予想の12.7億円を上回って着地。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→66円(前期は46円)に増額修正した。 ■アドバンRM <8769> 646円 +100 円 (+18.3%) ストップ高 11:30現在 アドバンテッジリスクマネジメント<8769>がストップ高の646円に買われている。前週末14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算が、売上高59億2300万円(前年同期比18.5%増)、営業利益6億600万円(同2.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。主力のメンタリティマネジメント事業に加えて、就業障がい者支援事業が堅調に推移。また、吸収分割により承継したMediplat及びフィッツプラスの連結化も寄与した。なお、子会社Resilyに対するのれん及び固定資産について減損損失を計上したことで、純利益は1億7800万円(同8.7%減)と減益となった。25年3月期通期業績予想は、売上高85億円(前期比21.5%増)、営業利益9億4000万円(同29.5%増)、純利益6億5000万円(同28.6%増)の従来見通しを据え置いている。 ●ストップ高銘柄 アライドHD <6835> 156円 +50 円 (+47.2%) ストップ高 11:30現在 ブリーチ <9162> 329円 +80 円 (+32.1%) ストップ高 11:30現在 エフ・コード <9211> 1,728円 +300 円 (+21.0%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、19銘柄 ●ストップ安銘柄 イタミアート <168A> 1,181円 -300 円 (-20.3%) ストップ安 11:30現在 フレアス <7062> 780円 -150 円 (-16.1%) ストップ安 11:30現在 note <5243> 1,509円 -400 円 (-21.0%) ストップ安売り気配 11:30現在 など、7銘柄 株探ニュース