ワシントンHが7連騰、25年3月期業績予想及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感

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 ワシントンホテル<4691.T>が7連騰している。前週末14日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を208億4100万円から213億5000万円(前期比16.7%増)へ、営業利益を17億2500万円から22億円(同47.6%増)へ、純利益を11億8300万円から17億7000万円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を15円から20円(前期10円)へ引き上げたことが好感されている。

 訪日観光客の増加などで宿泊需要が堅調に推移したことに加えて、国内外旅行代理店への営業活動強化や、リニューアルに伴うツインルーム、コネクティングルームなど複数人利用可能な客室の増室、レベニューコントロールの精度向上などの効果により、客室稼働率、平均客室単価が想定を上回っていることが要因としている。なお、第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高163億2200万円(前年同期比16.6%増)、営業利益20億5500万円(同43.0%増)、純利益17億1000万円(同55.0%増)だった。

 同時に、上限を4万株(発行済み株数の0.33%)、または5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月17日から4月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。

出所:MINKABU PRESS

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