ネットプロは一時S高、25年3月期利益予想の上方修正と株主優待実施を好感
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ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>は一時ストップ高の568円に上昇し昨年来高値を更新した。前週末14日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を17億円から20億円(前年同期比6億2700万円の赤字)へ、最終利益を10億3900万円から11億円(同8億2800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。 売上高は従来予想の232億8100万円(前期比11.7%増)を据え置いたものの、第3四半期までに各サービスで与信及び請求業務の改善による原価抑制や販管費の効率化に取り組んだ結果、想定以上に効果が発現したことに加えて、第4四半期の業績も順調に進捗していることから利益予想を引き上げるとしている。 なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高172億7700万円(前年同期比9.5%増)、営業利益17億7400万円(前年同期4億5900万円の赤字)、最終利益10億1300万円(同4億4000万円の赤字)だった。 また、25年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、株主優待を実施するとあわせて発表しており、これも好材料視されている。子会社ネットプロテクションズが運営するポイントプログラム「NPポイント」を保有株数に応じて1000~5000ポイント付与する。 出所:MINKABU PRESS