タクマがカイ気配スタート、25年3月期業績予想及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
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タクマ<6013.T>がカイ気配スタートとなっている。前週末14日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1430億円から1500億円(前期比0.6%増)へ、営業利益を112億円から135億円(同32.0%増)へ、純利益を88億円から103億円(同17.7%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を28円から38円(年66円)へ引き上げたことが好感されている。 国内の環境・エネルギー事業で受注済みプラントの建設工事が順調に進捗していることに加えて、メンテナンスなどのストック型ビジネスが順調に伸びており、また、その他のセグメントも着実に収益を伸ばしていることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高1063億9500万円(前年同期比1.5%増)、営業利益87億900万円(同39.0%増)、純利益72億4200万円(同46.4%増)だった。 また、上限を900万株(発行済み株数の11.59%)、または100億円とする自社株買いも発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月17日から来年2月16日までで、取得した全株式は来年3月31日付で消却される予定だ。 出所:MINKABU PRESS