14日の米株式市場の概況、NYダウ反落も金利低下支えにナスダック2万台回復

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 14日の米株式市場では、NYダウが前日比165.35ドル安の4万4546.08ドルと反落した。1月の米小売売上高は前月比0.9%減となった。市場予想よりも減少率は高く、米景気を巡る懸念が広がり全体相場を圧迫した。17日がプレジデントデーの祝日で休場となることから、3連休を控えた持ち高調整目的の売りも出た。一方、米金利の低下はハイテク関連株の支えとなり、ナスダック総合株価指数は2万台を回復した。

 ゴールドマン・サックス・グループ<GS>とアメリカン・エキスプレス<AXP>が買われ、ウォルト・ディズニー<DIS>がしっかり。ゲームストップ<GME>やデル・テクノロジーズ<DELL>が高い。半面、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が株価水準を切り下げ、トゥイリオ<TWLO>とインフォマティカ<INFA>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は81.129ポイント高の2万0026.773と3日続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アップル<AAPL>が堅調推移。エヌビディア<NVDA>が値を上げ、エアビーアンドビー<ABNB>やロク<ROKU>、ドラフトキングス<DKNG>が急伸した。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。アプライド・マテリアルズ<AMAT>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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