サイトリ細研、今期最終を一転赤字に下方修正、未定だった配当は無配継続
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サイトリ細胞研究所 <3750> [東証S] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は7.5億円の赤字(前年同期は5.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。 併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→10.3億円の赤字(前期は1.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を37.0%毀損する規模となった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.3億円の黒字→6億円の赤字(前年同期は5.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は3.1億円の赤字(前年同期は1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-25.5%→-812.5%に急悪化した。 株探ニュース