話題株ピックアップ【夕刊】(1):菱鉛筆、ライオン、パークシャ
話題株ピックアップ【夕刊】(1):菱鉛筆、ライオン、パークシャ
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■高砂香料工業 <4914> 6,150円 +1,000 円 (+19.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ 高砂香料工業<4914>がストップ高。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績・配当予想を上方修正したと発表。売上高予想を50億円増額して2250億円(前期比14.8%増)、最終利益予想を60億円増額して140億円(同5.2倍)に引き上げた。また、期末配当予想を80円増額して160円に見直しており、これらをポジティブ視した買いを集めることとなった。米国子会社で欧米向け医薬品中間体の出荷が増加。東南アジアでは飲料向けフレーバーやフレグランスの出荷が拡大した。投資有価証券の売却益も最終利益を押し上げる。年間配当予想は240円(同170円増配)となる。4~12月期の売上高は前年同期比18.3%増の1757億100万円、最終利益は同3.3倍の105億6200万円だった。 ■三菱鉛筆 <7976> 2,663円 +406 円 (+18.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 三菱鉛筆<7976>がマドを開けて急伸した。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比4.7%増の930億円、営業利益は同7.5%増の131億円、最終利益は同14.8%減の96億円を計画する。最終減益予想とするものの、営業・経常利益は前期に続き過去最高益を更新する見通し。また、前期の期末配当を従来の見通しから2円増額して25円(前期の年間配当は46円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比2円増配の48円とした。自社株買いと特別株主優待の実施も公表しており、好感されたようだ。同社は今後3カ年の中期経営計画も発表した。筆記具事業の継続的な成長と、非筆記具事業の規模の拡大を図り、27年12月期に売上高を1030億円、営業利益を155億円に伸ばす目標を掲げた。自社株買いは総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.73%)、総額27億円を上限として、2月14日から7月29日の間に実施。8月25日に取得株式の全数を消却する。更に、25年6月末と26年6月末を基準日として、100株以上を1年以上保有する株主を対象に、昨年買収したLamy社の万年筆などを贈呈する特別株主優待を実施する。このほか同社は、ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドから受領した約150億円の自己株式取得などを求める株主提案に反対することを決議したと開示している。 ■ライオン <4912> 1,866円 +282 円 (+17.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位 ライオン<4912>は急反発。13日取引終了後に25年12月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比1.7%増の4200億円、営業利益を同23.3%増の350億円と発表した。配当予想も前期比3円増の30円とした。好調な見通しを好感した買いが入った。同時に発表した24年12月期決算は売上高が前の期比2.5%増の4129億4300万円、営業利益が同38.4%増の283億8700万円だった。海外事業の好調が全体を牽引した。歯ブラシやボディーソープなどを手掛ける一般用消費財事業は減収となったものの、粗利率の改善や販管費の減少でセグメント利益は増加した。あわせて27年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高4500億円、営業利益400億円を目指す。 ■パークシャ <3993> 4,720円 +700 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位 PKSHA Technology<3993>はストップ高。13日取引終了後に10~12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比25.9%増の48億6400万円、純利益は同2.6倍の13億9500万円と急拡大。これを好感した買いが膨らんでいる。生成AIの出現に伴って同社の強みである自然言語処理技術の適応範囲が拡張し、パートナー企業からのニーズに対応したアルゴリズムソフトウエアの研究開発やソリューション案件が継続して増えているという。ソリューション案件の獲得やプロダクト販売の拡大に加え、M&A効果が寄与し全体を大きく押し上げた。 ■ペプチドリーム <4587> 2,327.5円 +338 円 (+17.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位 ペプチドリーム<4587>が続騰。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比62.6%増の466億7600万円、最終利益は同4.9倍の150億1400万円となった。大幅な増収増益でかつ、計画に対して上振れして着地した。25年12月期も増収で連続最高益更新の計画を示しており、見直し買いを誘う格好となった。前期は放射性医薬品領域のほか、ペプチド医薬品など非放射性医薬品領域で着実な進捗を重ねた。今期の売上高は前期比5.0%増の490億円、最終利益は同0.6%増の151億円を見込む。 ■プレイド <4165> 1,107円 +150 円 (+15.7%) ストップ高 本日終値 プレイド<4165>がストップ高。13日の取引終了後、25年9月期第1四半期(10~12月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比26.0%増の31億9000万円、営業損益は4億2800万円の黒字(前年同期は2600万円の赤字)、最終損益は2億9200万円の黒字(同1600万円の赤字)となった。営業損益の黒字額の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら約63%に上り、評価されたようだ。同社はCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供する。10~12月期はサブスクリプション売上高が順調に拡大したほか、サービス・コンサルティング関連の売上高が計画を大きく上回って着地した。 ■TOPPAN <7911> 4,703円 +632 円 (+15.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位 TOPPANホールディングス<7911>は急騰。13日取引終了後、25年3月期連結業績予想について純利益を700億円から800億円(前期比7.5%増)へ上方修正すると発表した。従来の減益予想から一転増益となる見通しを示しており、これをポジティブ視した買いを集めている。投資有価証券や固定資産の売却による特別利益が上振れするため。売上高、営業利益予想については従来予想から変更はない。 ■日機装 <6376> 1,142円 +150 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率8位 日機装<6376>が後場終盤に急伸し、ストップ高の水準となる前営業日比150円高の1142円に買われた。14日午後3時、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の連結業績予想を開示。今期の売上高予想は前期比8.0%増の2305億円、最終利益予想は同42.0%増の113億円とした。また、年間配当予想は同6円増配の36円とした。増益・増配計画を示したことが好感されたようだ。業績が回復途上にある航空宇宙事業とメディカル事業を補う形で、インダストリアル事業での収益が拡大する。 ■川田テクノロジーズ <3443> 3,220円 +420 円 (+15.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位 川田テクノロジーズ<3443>が急伸し3000円台に乗せた。13日の取引終了後、25年3月期の業績・配当予想の修正について開示した。今期の最終利益予想をこれまでの69億円から88億円(前期比16.7%増)に引き上げた。減益予想から一転して最終増益を予想する。更に、期末配当予想を従来の55円から85円に増額修正しており、物色人気化した。大型工事を中心に設計変更を想定以上に獲得し、原価低減も進展。採算性の改善に加えて、持ち分法適用会社において来期以降に予定していた収益が前倒しで計上される見込みとなった。通期の売上高予想は据え置いた。年間配当予想は130円で、前期の年間配当は1対3の株式分割前の水準で393円だった。4~12月期の売上高は前年同期比4.2%増の1009億8400万円、最終利益は同2.0倍の80億8700万円だった。 ■サイボウズ <4776> 3,180円 +362 円 (+12.9%) 本日終値 サイボウズ<4776>が急騰し、昨年来高値を更新した。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比21.3%増の360億400万円、最終利益予想は同66.1%増の59億400万円とした。大幅増益で連続最高益更新計画を示したほか、年間配当予想は同10円増配の40円としており、好感されたようだ。クラウドサービスの契約社数の伸長とともに価格体系の改定による効果を見込む。24年12月期の売上高は前の期比16.7%増の296億7500万円、最終利益は同42.8%増の35億5500万円だった。 株探ニュース