話題株ピックアップ【夕刊】(2):クオリプス、大倉工、Arent
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■クオリプス <4894> 5,400円 +565 円 (+11.7%) 本日終値 クオリプス<4894>が急騰。中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消、底値圏もみ合いからの離脱を明示している。大阪大学発のバイオベンチャーで、iPS細胞由来の再生医療製品の開発を手掛けており、心筋症治療向けの細胞シートなどに傾注している。同社が13日取引終了後に開示した25年3月期第3四半期(24年4~12月)決算は最終損益が6億1100万円の赤字(前年同期は5億300万円の赤字)だった。赤字幅は拡大したものの想定の範囲内。一方、決算発表を通過したことで、虚血性心疾患による重症心不全を適応症としたヒトiPS細胞由来細胞シートの製造販売承認に向けた期待が、改めて買いの根拠となった。 ■大倉工業 <4221> 3,555円 +345 円 (+10.8%) 本日終値 大倉工業<4221>は後場に上げ幅を急拡大した。この日、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想と中期経営計画を公表した。27年12月期までの3カ年では資本効率の向上と株主還元の拡充に向け、特別配当の実施によりDOE(株主資本配当率)を3.5%の水準とする方針を示した。そのうえで、前期の期末配当をこれまでの見通しから5円増額して105円(前期の年間配当は160円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比35円増配の195円とし、高配当利回りに着目した買いを誘ったようだ。25年12月期の売上高は前期比4.7%増の850億円、経常利益は同9.6%増の56億円、最終利益は同0.9%増の44億円を計画。最終利益は前期に続き過去最高益の更新を予想する。新規材料事業で大型液晶パネル向け光学フィルムの稼働率が高まる見通し。27年12月期の業績目標は、売上高を930億円、経常利益を71億円とした。 ■Arent <5254> 6,710円 +640 円 (+10.5%) 本日終値 13日に決算を発表。「上期経常が54%増益で着地・10-12月期も40%増益」が好感された。 Arent <5254> [東証G] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比53.7%増の6億円に拡大したが、通期計画の14.3億円に対する進捗率は41.9%となり、前年同期の40.7%とほぼ同水準だった。 ■寺崎電気産業 <6637> 2,687円 +223 円 (+9.1%) 本日終値 13日に決算を発表。「今期経常を24%上方修正、配当も5円増額」が好感された。 寺崎電気産業 <6637> [東証S] が2月13日大引け後(15:45)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.1%増の43.3億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→31円(前期は36円)に増額修正した。 ■ムゲンエステート <3299> 2,054円 +170 円 (+9.0%) 本日終値 ムゲンエステート<3299>が後場急伸。同社はきょう午後2時ごろ、25年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比13.9%増の109億6100万円としていることや、年間配当計画を前期比8円増配の112円としていることが好感されたようだ。売上高は同29.8%増の806億9400万円を見込む。主力事業の買取再販事業では、人材の育成及び営業システムの導入で営業生産性を向上するとともに、営業チャネルの拡充と取り扱いアセットの多様化により事業領域を広げることで、更なる強化と成長を図るとしている。また、あわせて第3次中期経営計画を新たに策定したことも発表。最終年度となる27年12月期の数値目標として、連結売上高1057億1200万円(24年12月期実績は621億8700万円)、連結営業利益144億2800万円(同96億2300万円)を掲げている。 ■日本ビジネスシステムズ <5036> 1,025円 +82 円 (+8.7%) 一時ストップ高 本日終値 13日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は69%増益で着地」が好感された。 日本ビジネスシステムズ <5036> [東証S] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比69.2%増の19.4億円に拡大し、通期計画の55億円に対する進捗率は35.4%に達し、さらに前年同期の25.1%も上回った。 ■ソニーグループ <6758> 3,705円 +295 円 (+8.7%) 本日終値 ソニーグループ<6758>が急騰し、上場来高値を更新した。13日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから4900億円増額して13兆2000億円(前期比1.4%増)、最終利益予想を1000億円増額して1兆800億円(同11.3%増)に引き上げた。過去最高益を更新する見通し。また、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.50%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、これらを評価した買いが集まったようだ。金融分野とゲーム&ネットワークサービス分野の収益が上振れする。株式評価益の計上や、子会社の解散などに伴う税金費用の減少も利益を押し上げる要因となる。自社株の取得期間は2月14日から5月14日。4~12月期の売上高は前年同期比8.2%増の10兆3268億2000万円、最終利益は同20.8%増の9438億7300万円だった。 ■テレ東HD <9413> 3,680円 +285 円 (+8.4%) 本日終値 13日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は28%増益、今期配当を10円増額修正」が好感された。 テレビ東京ホールディングス <9413> [東証P] が2月13日大引け後(15:50)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.4%減の62.4億円に減ったが、通期計画の74億円に対する進捗率は84.3%となり、5年平均の84.1%とほぼ同水準だった。同時に、今期の年間配当を従来計画の80円→90円(前期は80円)に増額修正した。 同時に発表した「1.12%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の1.12%にあたる30万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月14日から7月31日まで。うち15万株を2月14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。 ■イトーキ <7972> 1,759円 +135 円 (+8.3%) 本日終値 13日に決算を発表。「今期経常は15%増で3期連続最高益、10円増配へ」が好感された。 イトーキ <7972> [東証P] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期の連結経常利益は前の期比16.9%増の100億円になり、25年12月期も前期比15.0%増の115億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、6期連続増益になる。 ■セーフィー <4375> 784円 +59 円 (+8.1%) 本日終値 13日に発表した「AIによる交通量解析サービスを譲受」が買い材料。 AIによる交通量解析サービス「センサスAI」を事業譲受。 株探ニュース