タクマ、今期経常を17%上方修正、配当も10円増額

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決算

 タクマ <6013> [東証P] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.6%増の93.3億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の120億円→140億円(前期は111億円)に16.7%上方修正し、増益率が7.5%増→25.4%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の69.4億円→89.4億円(前年同期は79.3億円)に28.8%増額し、一転して12.8%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の56円→66円(前期は48円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.9%増の42.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.1%→10.9%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 連結業績予想 当社グループの業績につきましては、環境・エネルギー(国内)事業において受注済みプラントの建設工事が順調に進捗しているほか、メンテナンスなどのストック型ビジネスが順調に伸びており、また、その他のセグメントにおいても着実に収益を伸ばしていることから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回予想を上回る見通しです。(2) 個別業績予想 当社の業績につきましても、前述のとおり、受注済みプラントの建設工事が順調に進捗しているほか、メンテナンスなどのストック型ビジネスが順調に伸びており、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前回予想を上回る見通しです。

  当社は、激化する市場での競争力を確保するため、企業体質の強化を図りながら、安定した配当を維持することを基本に、業績等を総合的に勘案し、利益還元を行う方針であります。また、第14次中期経営計画では、配当性向50%またはDOE(自己資本配当率)4.0%の両基準で算出した金額のいずれか高い方を目標として設定しております。 期末配当予想につきましては、2025年3月期通期の業績予想の修正を踏まえ、前回予想の28円から10円増額の1株当たり38円とさせていただく予定です。これにより、当期の年間配当金は、1株当たり66円(うち中間配当金28円)となる予定です。 なお、期末配当につきましては、2025年6月に開催を予定している第121期定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施されることとなります。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。

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