駒井ハルテク、今期営業を一転赤字に下方修正、配当は10円増額
投稿:
駒井ハルテック <5915> [東証P] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業損益は3億7100万円の赤字(前年同期は5000万円の黒字)に転落した。 併せて、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→2億7000万円の赤字(前期は7億2200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益も従来予想の3億7100万円の黒字→2億9900万円の赤字(前年同期は8億0500万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。 同時に、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は70円)に増額修正した。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結営業損益は4億円の赤字(前年同期は1億3300万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.0%→-4.2%に急悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1)個別業績 売上高は、前回予想通りで推移すると見込んでおります。営業利益、経常利益及び当期純利益は、労務費の上昇や鋼材価格を始めとする原材料費が高い水準で推移していることに加え、大型鉄骨工事の工事原価が先行して発生していること、販売費及び一般管理費の研究開発費が増加していることなどにより前回予想を下回る見込みであります。(2)連結業績 個別業績予想の修正に加え、一部子会社においても工事原価が先行して発生していることから営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想を下回る見込みであります。(注)上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したもので、今後様々な要因によって予想と異なる可能性があります。