ヤクルトは一時7%超高、株主還元方針を変更し上限4.62%の自社株買いを発表

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 ヤクルト本社<2267.T>が後場に買われ、一時7%を超す上げとなった。14日、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、株主還元方針を変更すると発表した。新たな方針では累進配当の考え方に基づき、総還元性向70%を目安として機動的な自社株買いを実施することを盛り込んだ。今期より適用する。これに伴い、取得総数1400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.62%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを実施するとし、好感されたようだ。自社株の取得期間は2月17日から6月19日まで。取得した株式の全数を6月30日に消却する。同時に株主優待制度に関し、保有株式数500株以上1000株未満の区分と、継続保有期間5年以上の枠の新設などを含む拡充策も公表した。4~12月期の売上高は前年同期比0.4%減の3862億6400万円、最終利益は同0.6%増の435億9800万円だった。

出所:MINKABU PRESS

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