中日興、今期経常を一転赤字に下方修正

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決算

 中日本興業 <9643> [名証M] が2月13日大引け後(16:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は5400万円の赤字(前年同期は9900万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→1億円の赤字(前期は9200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の9700万円の黒字→1億0300万円の赤字(前年同期は4200万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は5700万円の赤字(前年同期は3500万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-5.3%→-10.0%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期の業績予想につきましては、全国興行収入の低下の影響もあり、シネマ事業の興行収入が当初の想定と比べ伸び悩んだことから、売上高が前回発表予想を下回る見込みとなりました。利益面では、人件費の高騰等による販売費および一般管理費の増加により、営業利益、経常利益、当期純利益につきましても予想を下回る見込みとなりました。※ 上記の予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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