話題株ピックアップ【夕刊】(2):安藤ハザマ、奥村組、OKI

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■安藤・間 <1719>  1,306円   +128 円 (+10.9%)  本日終値
 安藤・間<1719>が後場上げ幅を拡大し約1年ぶりに昨年来高値を更新してきた。午後2時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4062億円から4171億円(前期比5.8%増)へ、営業利益を229億円から270億円(同45.2%増)へ、純利益を152億円から213億円(同53.5%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を30円から40円(年70円)へ引き上げたことが好感された。手持ち工事が概ね順調に進捗していることに加えて、主に建築工事の採算性向上に伴い完成工事粗利益が従来予想を上回る見込みという。また、政策保有株式の売却に伴う特別利益40億円を計上することも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高2958億8400万円(前年同期比5.7%増)、営業利益191億8000万円(同93.5%増)、純利益150億9200万円(同2.3倍)だった。

■奥村組 <1833>  4,340円   +395 円 (+10.0%)  本日終値
 奥村組<1833>が大幅高で6連騰。12日の取引終了後、配当予想の増額修正と自社株買いの実施を発表した。25年3月期の業績予想の上方修正も公表しており、ポジティブ視されたようだ。期末配当予想を16円増額して103円に引き上げた。年間配当予想は216円(前期は237円)となる。自社株の取得総数は100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.71%)、取得総額50億円を上限とし、13日から6月30日の間に実施する予定。更に、25年3月期の業績予想について、売上高見通しを20億円増額して2980億円(前期比3.4%増)、最終利益見通しを2億円増額して87億5000万円(同30.0%減)に修正した。土木事業における追加工事の獲得による影響や、石狩バイオエナジーの4~12月期の業況などを踏まえて業績予想を見直した。

■沖電気工業 <6703>  1,010円   +91 円 (+9.9%)  本日終値
 沖電気工業<6703>が3日ぶりに急反発した。日本経済新聞電子版は13日、「OKIがリコーと東芝のオフィス向け複合機やコピー機など事務機連合に合流する」と報じた。事業の効率化による収益貢献を期待した買いがOKIに入ったようだ。報道を受け、OKIはコメントを開示。リコー<7752>と東芝傘下の東芝テック<6588>が出資する出資会社エトリアに参画することについて検討しているとし、本日開催の取締役会に付議する予定だとした。リコーと東芝テックも、OKIのエトリアへの参画を検討しているとのコメントを公表している。報道によると、リコーが85%、東芝テックが15%の株式を保有するエトリアについて、OKIは5%程度を保有し、25年度内にも新体制で事業を始めるという。

■UTグループ <2146>  2,421円   +194 円 (+8.7%)  本日終値
 12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は18%減益・通期計画を超過、今期配当を9.67円増額修正」が好感された。
 UTグループ <2146> [東証P] が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.3%減の67.4億円に減ったが、通期計画の65億円に対する進捗率が103.7%とすでに上回り、さらに5年平均の75.7%も超えた。同時に、今期の年間配当を従来計画の102.66円→112.33円(前期は96.15円)に増額修正した。
 同時に発表した「2.5%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる100万株(金額で16億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月13日から5月14日まで。

■PHCホールディングス <6523>  1,092円   +74 円 (+7.3%)  本日終値
 PHCホールディングス<6523>は大幅高。12日取引終了後に発表した4~12月期連結決算は売上高が2669億1000万円(前年同期比4.0%増)、営業損益が170億2800万円の黒字(前年同期51億2800万円の赤字)となった。為替の好影響やM&A効果が全体を押し上げた。また、前年同期に減損損失があった反動やコスト削減効果、利益率の高い製品の販売増なども寄与した。これが好感された。

■ダイドーリミテッド <3205>  1,082円   +70 円 (+6.9%)  本日終値
 12日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は赤字縮小」が好感された。
 ダイドーリミテッド <3205> [東証S] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5億4100万円の赤字(前年同期は4億3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■日本リーテック <1938>  1,518円   +91 円 (+6.4%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を14%上方修正」が好感された。
 日本リーテック <1938> [東証P] が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の23.2億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→45.6億円(前期は39.1億円)に14.0%上方修正し、増益率が2.3%増→16.6%増に拡大する見通しとなった。

■UACJ <5741>  5,350円   +320 円 (+6.4%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期最終を27%上方修正」が好感された。
 UACJ <5741> [東証P] が2月12日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比3.7倍の249億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の205億円→260億円(前期は138億円)に26.8%上方修正し、増益率が47.9%増→87.6%増に拡大する見通しとなった。
 同時に発表した「6.22%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の6.22%にあたる300万株(金額で150億9000万円)を上限に、2月13日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、取得した自己株から100万株を除く全株を3月14日付で消却する。

■日本ドライケミカル <1909>  4,405円   +260 円 (+6.3%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を12%上方修正、配当も10円増額」が好感された。
 日本ドライケミカル <1909> [東証S] が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.5%増の37.9億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→55円(前期は50円)に増額修正した。

■阪急阪神リート投資法人 <8977>  143,700円   +8,400 円 (+6.2%)  本日終値
 阪急阪神リート投資法人<8977>が急伸。13日、シンガポールの投資ファンドである3Dインベストメント・パートナーズ系のシトコが阪急阪神Rに対し、1口14万3770円で公開買い付け(TOB)を実施すると公表。TOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。買付予定数の下限は6万208口で上限は9万4968口。東京証券取引所は同日午前8時20分から阪急阪神Rの売買を一時停止した。阪急阪神Rは同日午前10時30分にシトコによるTOBの開始について発表。事前の協議の申し入れなどがなく行われたものであり、公開買付届出書や関連情報を精査したうえで、見解を公表する予定だとしている。この開示を受け、東証は阪急阪神Rの売買を午前10時46分から再開した。買付期間は13日から3月13日まで。

株探ニュース

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