中バス、今期経常を一転23%増益に上方修正
投稿:
北海道中央バス <9085> [札証] が2月13日後場(14:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.4億円の黒字(前年同期は100万円の赤字)に浮上して着地した。 併せて、通期の同利益を従来予想の8.5億円→18億円(前期は14.6億円)に2.1倍上方修正し、一転して23.0%増益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.9億円→20.4億円(前年同期は17.6億円)に86.7%増額し、一転して15.7%増益計算になる。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の7.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.9%→7.6%に大幅改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高は、受注競争の激化により建設業の完成工事高が減少することなどにより、前回予想を下回るものであります。 上記売上高の減少要因があるものの、運送事業において修繕費など費用の減少や、建設業において原価管理を徹底したことによる工事原価の減少を見込むことなどにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想を上回るものであります。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。