本日注目すべき【好決算】銘柄 古河電、デクセリ、三井金 (12日大引け後 発表分)
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2月12日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 古河電 <5801> [東証P] ★今期経常を28%上方修正、配当も30円増額 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の360億円→460億円に27.8%上方修正。増益率が3.5倍→4.5倍に拡大する見通しとなった。自動車部品事業における事業環境リスクの想定見直しに加え、エネルギーインフラ事業における国内地中線工事案件や機能線、送配電部品などの売上増加を織り込んだ。持ち分法投資利益の増加や為替差損益の改善も利益を押し上げる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の90円→120円(前期は60円)に大幅増額修正した。 ホクリヨウ <1384> [東証S] ★今期経常を26%上方修正、配当も16円増額 ◆25年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.3億円→18億円に26.2%上方修正。減益率が38.3%減→22.1%減に縮小する見通しとなった。鳥インフルエンザの感染拡大に伴う鶏の殺処分が原因で、鶏卵相場が想定を上回って推移していることが上振れの要因となる。 併せて、期末一括配当を従来計画の54円→70円(前期は40円)に増額修正した。配当利回りは5.16%に上昇。 日本電設 <1950> [東証P] ★今期配当を14円増額修正、自社株買いも発表 ◆25年3月期の期末一括配当を従来計画の50円→64円(前期は47円)に増額修正した。収益環境の改善などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。 併せて、発行済み株式数の1.02%にあたる60万株または14億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 アイスタイル <3660> [東証P] ★今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、7期ぶり復配へ ◆25年6月期の連結経常利益を従来予想の24億円→29億円に20.8%上方修正。増益率が39.5%増→68.5%増に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。マーケティング支援事業で幅広いブランドとの取引高が拡大したことに加え、リテール事業におけるネットとリアルを融合した体験提供が想定以上に進み、上期業績が好調に推移したことを反映した。 併せて、従来無配としていた期末一括配当を1円実施し、7期ぶりに復配する方針とした。 サイオス <3744> [東証S] ★前期営業を一転黒字に上方修正 ◆24年12月期の連結営業損益を従来予想の7000万円の赤字→3500万円の黒字(前の期は2億0800万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。主力製品の「LifeKeeper」やRed Hat関連商品の販売が想定より伸びたことに加え、販管費が計画を下回ったことなどが要因。 スパバッグ <3945> [東証S] ★今期配当を15円増額修正 ◆25年3月期の期末一括配当を従来計画の90円→105円(前期は90円)に増額修正した。創業120周年記念配当15円を実施する。配当利回りは4.7%に上昇。 GMOインタ <4784> [東証P] ★今期経常は52倍増で13期ぶり最高益、11.3円増配へ ◆24年12月期の連結経常利益は前の期比16.1%減の1.5億円で着地。続く25年12月期は前期比52倍の78億円に拡大し、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は1月に承継したインターネットインフラ事業の業績上積みなどが収益を押し上げる。 併せて、今期の年間配当は前期比11.3円増の18.2円に大幅増配する方針とした。目標配当性向を従来の50%→65%に引き上げるほか、プライム上場記念配当分として2年間35%上積みし、合計100%還元とする方針。 デクセリ <4980> [東証P] ★今期最終を17%上方修正、配当増額と自社株買いも発表 ◆25年3月期の連結最終利益を従来予想の230億円→270億円に17.4%上方修正。反射防止フィルムや異方性導電膜(ACF)などの高付加価値製品が拡大したほか、為替が想定より円安で推移し、第3四半期の業績が好調だったことを反映した。 併せて、年間配当を従来計画の104円→110円に修正。24年9月に実施した1→3の株式分割を考慮すると、実質11.5%増額となる。また、発行済み株式数の1.69%にあたる300万株または50億円を上限に自社株買いを実施するほか、取得した全株を3月27日付で消却すると発表。 出光興産 <5019> [東証P] ★今期経常を30%上方修正、自社株買いも発表 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の1880億円→2450億円に30.3%上方修正。減益率が51.2%減→36.4%減に縮小する見通しとなった。燃料油部門で国内マージンが堅調に推移していることに加え、想定を上回る円安進行の影響などを織り込んだ。 併せて、発行済み株式数の6.1%にあたる8000万株または700億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 三井金 <5706> [東証P] ★今期経常を25%上方修正・3期ぶり最高益更新へ ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の550億円→685億円に24.5%上方修正。増益率が23.6%増→53.9%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。金属セグメントでの為替の円安と想定を上回る金属価格による収益改善に加え、それらに伴う在庫要因の好転などを織り込んだ。 IBJ <6071> [東証P] ★今期経常は20%増で2期連続最高益更新へ ◆24年12月期の連結経常利益は前の期比11.7%増の25.6億円で着地。続く25年12月期も前期比20.5%増の30.8億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は婚活サービスに対するニーズが引き続き拡大する中、結婚相談所の加盟店事業と直営店事業の成長が継続する。 併せて、中期経営計画における27年の営業利益目標を従来の35億円→40億円に引き上げると発表。 メルコ <6676> [東証S] ★今期経常を58%上方修正、大規模な自社株買いも発表 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→82億円に57.7%上方修正。増益率が2.0倍→3.2倍に拡大する見通しとなった。パソコン周辺機器の台数シェア維持に取り組んだことや値上げによって収益が改善したことが要因。高性能空気清浄機など「Airdog」シリーズやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ社製CPU「RYZEN」の販売が想定以上に伸びたことも上振れにつながった。 併せて、発行済み株式数の18.41%にあたる280万株または70億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 株探ニュース