外為サマリー:一時153円70銭台のドル高に、時間外で米長期金利が上昇

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為替

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円53銭前後と10日午後5時時点に比べ1円30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円04銭前後と同2円10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では152円70銭前後で推移していたが、午前9時30分過ぎには153円台に上昇。午後にかけ一段のドル買い・円売りが強まり午後1時10分過ぎに153円70銭台に値を上げた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11日の議会証言で「利下げを急ぐ理由は見当たらない」と発言。これを受けニューヨーク市場で、米長期金利は4.53%に上昇。この日の時間外取引では一時4.55%前後まで米金利が上昇したことからドル高・円安が進行した。ただ、153円台後半では利益確定のドル売り・円買いも流入している様子だ。今晩は米1月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、その結果が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0358ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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