大井電気、今期経常を一転30%増益に上方修正
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大井電気 <6822> [東証S] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.4億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)に浮上して着地した。 併せて、通期の同利益を従来予想の7.3億円→10.9億円(前期は8.3億円)に49.3%上方修正し、一転して29.9%増益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.5億円→11.1億円(前年同期は13.4億円)に47.8%増額し、減益率が43.9%減→17.1%減に縮小する計算になる。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.1%増の5.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.2%→8.1%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1)売上高について情報通信機器製造販売においては、主に第2世代スマートメーター関連機器を中心とするIoT関連事業の売上増加及び通信キャリア向け伝送装置を中心とする光多重伝送装置事業の売上増加が見込まれること、ネットワーク工事保守においては、主に電力・通信キャリア向け通信機器工事の売上増加が見込まれることから、上記の予想としております。(2)利益について情報通信機器製造販売及びネットワーク工事保守において、売上高増加に伴う利益の増加が見込まれること、またコスト削減の継続効果および適正な価格への転嫁の取組み効果が見込まれることから、上記の予想としております。(注)上記の予想は、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により見通しと異なる結果となる可能性があります。